3Dプリンターで管釣り用ルアーを作るっ! 仕上げ編 塗装とアイの取り付け

今回は、前回までに仕上げとして顔をモデリングした二つのルアーについて、3Dプリンターで出力し組立てを行いましたので、最後の仕上げとして、塗装とアイの取り付けを行っていきたいと思います。

【参考記事】

以前紹介していた小型のクランクの設定の見直しが完了したため、仕上げのモデリングを行いましたので紹介します。 Fusion360のスケッチ機能と押し出し機能でルアーに顔を入れていきます。
今回、製作しているルアーのうち、シャロークランクの設定がほぼ固まって来ましたので、仕上げのモデリングとして顔を作っていきたいと思います。

3Dプリンターで出力・組立て

以下の2つの顔を追加モデリングしたルアーについて、3Dプリンターでボディを出力し、組み立ておよびコーティングを行いました。

ヒートンとウェイト、リップを取り付け、セルロースセメントに3回ディッピングしております。

写真は、塗装のためのマスキングテープをリップに貼った状態になっています。

透明なABSで出力しており、この状態だと、顔がちゃんと造形されているかまったくわかりませんね!

塗装

管釣りルアーの定番カラーの一つである、深緑系のカーキグリーンで塗装します。

エアブラシを持っておりませんので、スプレー塗装になります。

顔がどうなったかわかりやすいように全面塗装してみました。

うーん、この距離だと良くわかりませんねえ。

アイを取り付け

塗装が乾いたら、アイを取り付けます。

アイは、市販のシールになっているものを使用。シャロクラが3mm、小型クランクが2.5mmです。

シールになってはいるものの、そのままだとすぐとれてしまいますので、2液式のエポキシボンドを塗ってから取り付けることとしました。

アイを取り付けた結果がこちら。一応エラの部分も造形できて、なんとなくルアーっぽくはなったような気がします。

25mm~30mm程度の超小型のルアーでも、一応この程度の顔の造形であれば、なんとか安価な3Dプリンターで出力することができるということが言えるのではないかと思います。

もうちょっと塗装がしっかりしてれば、大分見栄えが違うとは思いますけどね(^_^;)

まとめ

今回は、モデリングしたルアーの3Dプリンターでの出力および組立てと塗装を行ってみました。

かなりの小型ルアーでも、安価な3Dプリンターで顔の造形がある程度できることが分かっていただけたと思います。

引き続き、誰も見てないとは思いますがw、3Dプリンターでルアーを作ろうと考えている方の参考になればと思っておりますので、今後もルアーの製作状況について紹介を続けていきたいと思います。

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