3Dプリンターで管釣り用ルアーを作るっ! 仕上げモデリング編

3Dプリンターで管釣り用のルアーをいくつか細々と製作しております。

現在、少しずつ改良しながら、テストを繰り返してというのを地道に繰り返しております。

今回、製作しているルアーのうち、シャロークランクの設定がほぼ固まって来ましたので、仕上げのモデリングをおこなっていきたいと思います。

【参考記事】

シャロークランクについての詳細はこちら

3Dプリンターで管釣り用ルアーを作成しています。 今回は、シャロークランク、イーグル〇レーヤーをインスパイアwしたルアーを製作しました。

ルアーの改良について

3Dプリンター製のルアーもハンドメイドルアーの製作と同様に一番手間なのが、一度ベースとなるモデルを作ってからの調整だと思います。

リップの形状や角度、ウェイトの位置、アイの位置など調整が多岐に渡り、何度も調整を繰り返すことになります。

3DCADと3Dプリンターを使用したルアー作りならモデルの修正と出力が短時間でできるため、非常に優れた方法だと思います。

仕事で忙しくてもルアー製作が続けられますね!

シャロークランク

今回、仕上げのモデリングを行うのはこいつです。

モデリングを開始してから、修正を行うこと計10回、さらに出力したルアーのリップ形状やウェイト重さ、配分を変更するなどして試作品を計15パターンほど製作してきました。

ここ数ヶ月の実地テストと微調整を経て、良好な結果を得られたので完成としました。

テストの結果

これが前回の醒井でのテスト動画です。

スローでもきっちり泳いでおり、泳ぎ出しも良好です。

動きもブリブリとアピール力のある泳ぎになりました。


特殊な形状のルアーで、この動きを出すのに、どんなバランスにしなければならないのかなど非常に勉強になりました。

市販のルアーを参考にして製作したのですが、やっぱり市販のルアーはものすごく良く考えて作られているということを強く認識しました。

仕上げモデリング

仕上げのモデリングとして、顔を入れます。

せっかくなので、見映えを少し良くするか!というのと、めでたく完成したので入魂の儀式ということで仕上げていきます。

ぶっちゃけ顔を入れても釣果なんぞ一切変わりませんが、魂を込めるというか、愛着がわくというか、顔があった方が使っていて楽しいと思いますので。

Fusion360でモデリング

最初に、スケッチ機能を使って目とエラをお絵かきします。

目については、市販のアイを入れる予定ですので、単純な円でスケッチして、輪郭を作ります。 

次に、押出し機能を使用して、ボディに沿って、引っ込ませたり、押し出したりして顔を作ります。両側を同じように押し出したら完成です。簡単ですね。

まとめ

3Dプリンターで製作したルアーの仕上げとして、顔を入れました。

なにぶん小型のルアーなので、この顔の造形がどれだけきっちり出力されるかは微妙なところです。

押出し幅が0.2mm程度のオーダーなので、少し離れて見たらわからないような・・・(;’∀’)

何回か出力と、微修正を繰り返して綺麗に出力されるように調整したいと思います。

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