【REVIVE】ファンネル カーボンハンドルを導入してみて感じたこと【エリアフィッシング】

今回は、少し前から導入し始めたカスタムハンドル『ファンネル』についてのお話です。

管釣りを本格的にやっている人、特にトーナメンターは皆さん標準装備しているハンドルですね。

このファンネルを、1年ほど使ってみての所感を備忘録として残しておこうと重い記事を書きました。

【REVIVE】ファンネル カーボンハンドル

リバイブさんから発売されているカスタムハンドルです。

価格は税込みで16,000円程度。

中級機種のリールなら普通に替えてしまう値段のカスタムパーツ。

購入動機としては、皆さんがこぞって装着しているのでどの程度の効果があるのか検証してみようということで購入してみたのがきっかけです。

借りて使ってみるのも良いのですが、しばらく使ってみないと良さがわからないかなと思いとりあえず、一つ購入してみたという感じです。

現在は、少しずつ増えていって5本まで増殖してきている状況です。

4本ハンドル長45mm、1本ハンドル長40mmのものを使用しています。

ファンネルのメリット

ファンネルを装着することによって、得られるメリットについて書いていきます。

軽量

まず第一に挙げられるメリットとして軽量ということが挙げられます。

ファンネルの重量は、45mmのものですと約11gでした。一般のハンドルは20gとかですので、軽量化することができます。

軽量化によって、以下のメリットを感じました。

・ハンドルが軽くなったことにより、一定速度の回転中の上方向と下方向の巻き速度の変動の差が出にくい(ような気がする)。上方向に巻くときはハンドルの自重による重力の影響で巻きが重くなり、下方向に巻くときは逆に重力で巻きが軽くなります。なので巻きムラが出るんですが、自重が軽ければこれが軽減されるので、一定速度に巻きやすいって理屈になると思うんですけど、軽いとゆっくりとした速度で一定に巻きやすいです。巻きやすくなると集中しなくても楽に一定に負けるようになる点も大きな部分ですね。

・軽量化によって、特に初動が軽くなることによって巻き始めから一定速度のリトリーブがやりやすくなりました。

・ハンドルが軽量となったため、ハンドルが上に来た時に自重で勝手に下がりにくくなったのと、ハンドルが自重による慣性で回ることが軽減されるので、操作しやすい。

感度

ハンドルが軽いので、巻きがより軽くスムーズになり魚がバイトした時の抵抗やルアーの動きなどがよりはっきり出るようになります。

このハンドルに替えれば、小さなバイトが取れていままでより何倍もアタリがわかるか?というと、そこまで、はっきりとした大きな差はないですが、やっぱり差はあります。

大会などで1本の差を争う場合は、やっぱりこのハンドルが欲しいなって思う位の差はあると感じます。だから、トーナメンターはみんな装着してるのね、と一人納得しました・・・

ただし、感度がよくなることによって、想定外の問題もありました。

古いリールでガタが来ているリールですと、ギアのゴロなどのノイズを増幅するんです。ノーマルのハンドルの時は気にならなかったノイズが、ファンネルですと、リトリーブ時に微妙に邪魔に感じるってことがありました。

しっかり、整備された巻きの軽い、巻きのなめらかなリールに使うことによってより効果を発揮する面があると思います。

巻きの軽さの面でも一緒で、巻きが重くいまいちなリールよりも、元々巻きが軽くなるようにメンテで調整できているリールや当たりリールの方が巻きの軽さや感度などの性能が向上しました。

ハンドル以前に、リール本体の方が重要ってことですね。

リール自体の巻きに問題がある場合は、ハンドル買うお金で、メンテ用品購入してメンテしたり、リールをメンテに出した方が良いかなと思いました。

ハンドルの長さについて

ハンドルは、長くなれば巻き取りパワーがあがります。

とっさに巻き合わせができるので、バイトチャンスを逃しません。

パワーがあるが故、抵抗の大きいクランクなどの巻物でも使いやすい。

短くなると巻き取りパワーが下がりますが、巻きが重くなる分感度が上がります。

巻き取りパワーが無いので、唐突なバイトでうまく巻き合わせができないデメリットがありますが、感度の向上により繊細なバイトを感知して釣果に結び付けやすくなります。

私は、とりあえず長めの45mmのものをメインに購入して、使用しています。

とっさのバイトに反応できず巻き合わせ出来なかったというのが嫌なので、巻き取りパワーを重視してセレクトしました。

スプーンもプラグも両方使うタックルでは、長いハンドルの方が良いのでそういうタックルに優先的にセットしています。

ただし、40mmのハンドルも使用しておりまして、ファンネルの40mmとドライブのエアーステア―の40mmも使っています。主にマイクロスプーンタックルにセットして繊細な釣りで使っています。

小さなバイトを巻き抵抗の変化で感知して釣るのは短い方が良いですが、その代わり巻き合わせはパワーが弱いのでやりにくいので一長一短ですね。

マイクロスプーンの釣りなどでは、短いハンドルもメリットがあるので、今後は、40mm長のハンドルも追加導入しようかと検討しているところです。

価格

一つ16,000円。

個人的には買ってよかったと思っています。

一回買うとリールを買い替えても使いまわせますし、リセールバリューも結構あり、長く使えるので、損はしないかなとも思います。

価格を考えると、導入するならダイワならルビアスクラス以上、シマノならヴァンキッシュ以上ならって感じですかね。それ以下のリールだと、ハンドルと価格あまり変わらなくなっちゃいますし。だったら、ハンドルよりもまずリールそろえようってなりますよね。

ある程度戦力になるリールが揃ったら、その次の一手として手を出す感じかなと思います。

まとめ

リバイブのファンネルカーボンハンドルを使ってみての所感でした。

巻きを少しでも軽くしたい、巻き感度を少しでも上げたい、リールのリトリーブをワンランク上の性能に引き上げてくれるハンドルですね。

劇的に性能を上げてくれるわけではないですが、使い方を理解してうまく使いこなせば釣りを快適にしつつリールを巻くという動作の精度を上げてくれるパーツです。

興味ある方に参考になれば幸いです。

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