異色のリップ逆付けシンキングクランク ロデオクラフトのウッサについて【エリアフィッシング】

今回は、昨シーズンから管理釣り場で使い始めたあるルアーについてレビューしてみたいと思います。

異色のリップ逆付けクランクであるロデオクラフトのウッサ(USSA)です。

使い始めたきっかけ

使い始めたきっかけは、昨シーズンに管釣りの大会に参加した際に対戦相手にこのルアーでボコられたという至ってシンプルな理由です。

大会の後半、シブーい状況でマイクロスプーンでショートバイトを拾って釣っているところで、ウッサで連発され大差で負けてしまったと。

その日のうちにネットでウッサを注文したことは言うまでもありません。

ウッサの特徴

ウッサの特徴として目を惹くのは特徴的な逆付けのリップです。

これにより通常のリップのクランクとは逆に【巻くと浮く】という特性を持っています。

もうひとつの特徴として、【シンキング】であることがあげられます。

この2つの特性により、ウッサは今までにないコンセプトのクランクベイトになっていると思います。

スプーンと同じ使い方ができる

ウッサの特徴である、【巻くと浮く】、【シンキング】、この2つによって『クランク』でありながら『スプーン』と同じ使い方ができるというのがウッサの強みです。

なので私は主に以下のような使い方をしています。

①レンジをキープできる速度で巻く。

②スローに巻いて巻き下げ。

③速く巻けば巻き上げ。

④デジ巻きでボトム攻め。

というようにまんまスプーンと同じ釣りがクランクで可能となります。

また、普通、管釣りでは、沈むタイプのクランクは『スローシンキング』が多いですが、これは『シンキング』です。

沈みが速く、スプーンに近いフォールなので巻き上げ、巻き下げがスプーンに近い感覚でできるんです。

これが、他のクランクにない唯一といって良い独特の『釣れる』アクションになり、渋いときに魚をさらに引きずり出すことができます。

他のスプーンやクランクで厳しくなってきた後に、さらに絞り出せるルアーですね。

一定のレンジを泳ぐクランクに反応がない時に、巻き上げたり巻き下げたクランクのアクションにバイトが集中するというのが目から鱗というか衝撃的でした。

また、ボトムでも使えるクランクというのは、珍しいです。

巻き上げて、ボトルに落とすを繰り返すだけで釣れます。簡単です。

ただし、ボトムを狙う場合は根掛かりによるロストに注意ですね。

ロングキャストできる

2.7gと重量があるためロングキャストが可能です。

さらに、シンキングなのでフローティングのクランクと違い、助走距離がいらないことから、カウントダウンさせて助走なしで直接棚を狙い撃ちできますので実質の有効リトリーブ距離がさらに長くなります。

管釣りで『飛距離』というのは重要ですのでこれは大きいです。

リトリーブ速度でアクションが変化

スローリトリーブでタイトなロールアクション。

リトリーブスピードを早めると、ウォブリングが混ざってハイアピールアクションになります。

高活性の魚も取れるし、スローに巻けば低活性の魚も絞り出せると言うことで、汎用性が高く使うシチュエーションを選ばないため使いやすいですね。

まとめ

異色のオーバーヘッドリップ搭載のシンキングクランクであるウッサ。

実際使ってみて、その釣れっぷりにすっかり気に入ってしまい、最近では3Dプリンターでダウンサイズバージョンを自作してしまうほどにハマってしまいました。

自作してみて改めてこのルアーの絶妙なセッティングに気づかされ、作った人天才だろ!と思いましたよ・・・

と言うことで、まだ使ったことのない方は騙されたと思って使ってみて下さい。

新しい世界が開けるかも知れませんよ!

ロデオクラフト ウッサ【エリアトラウト ルアー】
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする