【表層攻め】管釣りでワンランク上の釣りを!マイクロスプーンに挑戦しよう

管理釣り場でメインで使用するルアーであるスプーン。

この中でも、非常に軽量な部類に入るマイクロスプーンと呼ばれるスプーンがあります。

これを使いこなすことで、安定した釣果を得ることができるようになります。

厳しい状況でこれがないと太刀打ちできない時がありますので、ぜひマイクロスプーン使いこなしましょう。

マイクロスプーンとは

おおむね1g以下のスプーンをこう呼称しています。

大体0.6g~1.0g程度のスプーンですね。

シルエットが小さく魚が口を使いやすいこと、浅い棚を通すことができるのと、超スローにリトリーブできるため、渋い状況で非常に効果の高いスプーンで上級者は必ず使いこなしている必殺のルアーです。

大物狙いの釣り人には不要ですが、数釣りをしようと考えた場合、初心者を脱出して、安定的に数を釣ろうとすると基本的には必須となるものです。

タックル

マイクロスプーンに出る、小さなあたりを柔らかい竿で魚のあたりをうまく乗せながら釣るため、ULクラスのマイクロスプーン対応の柔らかい竿が使いやすいです。

固めの竿で、エステルやフロロカーボンのラインの感度を利用して、リールの巻きあわせでアタリを取って掛けるという方法もあり、自分は結構この釣りが好きです。

最初は、ULクラスの柔らかい竿でやるほうが良いと思います。

私は柔らかめのロッドはクロノタクト6202UL、硬めのロッドはトーナメントドライブ ARD-62T-DTXという竿でやっています。

ライン

表層で、トラウトの小さなバイトをはじかないように乗せる場合は、初心者はナイロンが楽です。

ルアーが軽量なため、飛距離を重視して、2ポンドクラスのラインを使用したいところです。

私は、飛距離を稼ぐ必要があるというのと繊細な釣りを強いられるため、感度を優先して、フロロカーボンもしくはエステルラインを使用しています。

感度は、エステル>フロロですが、フロロの方が扱いやすく一長一短という感じですね。

太さはフロロは1.5ポンド、エステルは0.3号を使用しています

かなり細めですが、マイクロスプーンの釣りをストレスなくやるためには細いほうがよいですね。

また、マイクロスプーンの飛距離を伸ばすためにはラインを細くすることが有効です。

私はフロロですと1.0ポンド、エステルですと0.25号を使用しています。

数m飛距離が伸びるだけで釣れる魚がかなり増えるので有効な手段ですが、ラインブレイクの危険が増えるのでやり取り注意、ラインの傷などはしっかりチェックが必要です。

いろいろ試行錯誤して、自分に合ったラインを探してください。

使い方

①表層

軽量なため、表層と呼ばれる浅い棚を容易に探ることができます。

魚がすれているとき、朝夕に表層を意識しているときに強いです。

着水と同時にスプーンをアクションするギリギリのスピードで巻きます。

水がクリアーな場所では、直接スプーンを視認しながら、サイトフィッシングで釣ることもあります。

水面直下の浅い棚を引く場合は竿を立てながらリトリーブして、ラインの動きでアタリを取って巻き合わせるか、アタリがあったら、竿先に魚の重さを乗せてフッキングするかのどちらかの方法を取ります。

夕方にペレットを巻いたときなんかは、このやり方で釣ると面白いようにアタックしてきますね。

ラインが魚がスプーンに食いつくとぴょんっと動くのでそうしたらすかさずリールを巻いてフッキングさせるのです。

魚がスプーンを加えて反転してくれるような高活性の場合は、そのまま竿先に仕事をさせて乗せてしまう方が良いと思います。

この方法だと、立ち泳ぎと呼ばれる、スプーンが立った姿勢で泳がせることもでき、なぜなのかよくわかりませんが、この状態で泳がせるとアタリが連発することがあるので覚えておくと良いと思います。

通常の場合は、ロッドを水平に近い位置に構えてリトリーブします。

竿を立てた場合、魚のアタリがついばむだけの弱いアタリだと、竿先があたりをはじくことがありますが、このやり方は向こう合わせでフッキングしやすいので、水面直下の浅い棚を引く必要がある時以外は、このやり方で釣っています。

この場合も、ラインの動きでアタリを取って巻き合わせるのが基本になります。

②中層・底

冬季の低活性の時にスプーンで釣る場合に有効です。自分的には冬場のスプーンの釣りの最後の手段的なものです。

マイクロスプーンを任意の棚まで沈めて、極力浮き上がってこないように超スローにリトリーブします。

活性が低い場合は、基本的に底近くまで沈めることになります。

非常に手返しが悪い釣りですが、この方法しかアタリが出ないことがあります。

竿とラインは一直線に近い角度で構えて、ラインの微妙な動きとリールの巻き抵抗でアタリを取ります。完全に一直線にするとアタリをはじくことがあるため、ちょっと傾けると良いかなと思います。状況にもよりますが。

アタリがあっても、スプーンの重量が軽く抵抗がないので、フッキングするのも難しいため、非常にイライラする釣りですが、ハマれば安定して釣れるので厳寒期に人より釣りたい!って人はぜひ覚えていきたい釣り方ですね。

この釣り方は熟練と高い集中力を要するため、最近ほかの釣りのオフシーズンしか管釣りをしないのと、加齢のため、だいぶ困難になってきているのが悩みですw

初心者が最初に導入するとしたら・・・

初心者がとりあえずマイクロスプーンの釣りを始めてみたいということでしたら、0.9~1.0g程度の重量のスプーンをおすすめします。

これより軽いスプーンは、キャストしにくく、飛距離がでなかったり、軽すぎて浮き上がってしまって、水面に出てしまったりなど一気に使いにくくなってしまうので、上記の重量のスプーンから導入して、慣れていけばよいと思います。

特に問題なく、軽量なスプーンでもキャストできる方は、それより軽いものでも大丈夫ですが。

【おすすめスプーン】

アキュラシー0.9g

超低速でもブリブリ動く、ハイスペックなスプーンです。最近のお気に入りです。

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Naburaya(ナブラヤ)
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ノアjr0.9g

これは昔から使っている定番のスプーンですね。

もう十年ほど使っていますが、オーソドックスな動きで使いやすく、安定した釣果をたたき出す、信頼の1軍スプーンです。

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Rodiocraft(ロデオクラフト)
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慣れてきたら0.5g程度のスプーンを使おう!

マイクロスプーンに慣れてきたら0.5g程度の超軽量スプーンにもチャレンジしてみてください。

【おススメスプーン】

BF(ブラインドフランカー) 0.5g

非常にアクションがおとなしいスプーンです。

魚がなかなか口を使ってくれない時に非常に効果的な激渋専用機です。

アキュラシー0.6g

泳ぎだしも良くスロー巻きでもしっかり泳いでくれて、初心者でも比較的使いやすいスプーンです。

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M20.6g

フォレストのマイクロスプーン。通常0.8gしか売られていないのですが、ショップオリカラなどでのみ0.6gが販売されています。

キビキビしっかり動いてくれるスプーンで、操作性もよく使いやすいスプーンです。

見つけたら買えるだけ買っておくのをおススメします。

まとめ

厳しい状況を打開するための必殺の武器となるマイクロスプーンの釣り。

まだチャンレンジしたことがないという方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

きっと新しい世界が開けるはずです!(言いすぎかな・・・(;´・ω・))

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