堤防からのタコ釣りを始めてみよう 釣り方を解説!

そろそろチヌの落とし込みシーズンに入り、重い腰を上げる時期になってきましたが、この時期になると他の色々な釣りもハイシーズンになり、楽しみな季節になってきますね。

今回は、私がチヌ落とし込み釣りの合間にやっているタコ釣りについて、釣り方を紹介します。

気軽に始められて、美味しいお土産が簡単にゲットできますので非常にオススメの釣りですよ!

釣れる時期

6月頃から10月頃までがタコ釣りの時期になります。

特に7~8月が数が釣れ初心者にも最適な時期だと思います。

それ以降は、数は釣れませんがサイズが大型のものが釣れる時期になりますね。

冬でも大型を狙って釣りをする人もいますが数は殆ど期待できないようです。

時間帯

日中でも夜でも釣れますが、日中の方が障害物が良く見えるので、釣りやすいですね。

夜の方が釣れるようですが、なれていない初心者は視界の良い日中がオススメです( ´∀`)

真っ昼間でも普通に釣れるのがこの釣りの良いところですが、朝一の方が活性が高いと思います。

当然潮が動いている時間帯が食いが良いです。

ポイント

普通の防波堤で釣れます。地元の釣り具店などで聞けば釣れる場所を教えてくれると思います。

私はチヌ落とし込み釣りの合間にやりますので、沖堤防でよく釣っていますね。

関西では、沖堤防に渡って釣る人が多くいて、シーズンになると渡船がタコ釣りの人で賑わいます。

タックル

竿

安価なもので十分ですので、専用のロッドを用意した方が良いです。

なぜかと言いますと、タコは掛かると地面に吸盤でガッツリ張り付きますので引き剥がすのにかなりのパワーが必要なため、普通の磯竿では折れてしまいます。

確実にタコを取り込むため、廉価なもので良いので専用のタコロッドを用意することをオススメします。

ライン

PEラインをオススメします。

糸の号数は私は4号から6号程度を使用しています。

これも竿と同様にタコが掛かると地面に吸盤でガッツリ張り付きますので、引き剥がすのにある程度の強度が必要なことと、ボトムを引いてくる釣りですので根掛かりが多いため、無理矢理ルアーを回収することのできる太い糸を用いています。

余り太いと糸巻量が不足するため、使うリールにあわせて最低30m程度できれば50m程度巻けるようにすると良いと思います。

こんな感じの安価なもので十分です。

リール

スピニングもしくは両軸、ベイトリールを用意します。

安物で十分ですので、太いPEラインが巻けるものをセレクトします。

スピニングは最低4000番クラスが良いです。

両軸リールは船用のリールを用意するか、タコ用のものが売っていますのでそれが良いと思います。

ベイトリールはソルトルアー用の安物が良いです。強い力が掛かりますので軸が歪んだりする可能性があり、高いリールはやめた方が良いと思います。お金に余裕があればその限りではありませんが( ´∀`)

堤防際を狙う場合は、両軸でもできますが、遠くにキャストしたい場合は、スピニングかソルト対応のベイトリールが必要です。

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仕掛け

PEラインにテンヤやルアーを直結して釣ります。

リーダーなどは付けても良いですが、私は必要ないと思っています。

PEラインを十分な号数の強度のあるものを使えば十分です。

テンヤ

テンヤと呼ばれる針のついた疑似餌に、プラスチック製のカニかもしくは本物のカニや豚肉、鶏肉などをつけて釣ります。

底まで落としてずる引きで使います。

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タコジグ

タコ型と舟形の二種類があります。

タコ型は堤防際の壁についているタコを狙うのに使用します。

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舟形は底まで落としてズル引いてタコを釣る使い方がメインになります。

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タコエギ

タコ専用のエギがありまして、それを使います。ダウンショットや胴突き仕掛けのように下に重りを付けて、エギを宙に浮かせて使います。水中で揺れるエギがタコにアピールします。

基本的に舟形のタコジグと同様の釣り方ですね( ´∀`)

個人的にキャストして釣る場合なら、これが一番有効だと思います。

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釣り方

ルアーの動かし方は、基本的には竿先を小刻みに揺らしてアクションを加えます。

アクションを加えながらズル引きたり、ポーズしたりを繰り返します。

石などの引っかかりがあるところで、アクションしたりポーズしたりというのが有効です。

タコが掛かると、根掛かりのように急に重くなります!

竿先で聞いてみると、微妙に柔らかい感触が伝わってくるため、タコが掛かったとわかるはずです。

堤防際で釣る場合

堤防の際で釣る場合は、タコ型のタコジグを使用します。タコジグを落として、途中で止めて軽く揺らして誘います。壁についているタコを狙う釣りですね。

反応がなければ、また少し落として探ってという感じで、棚を刻んで探り、底まで探ったら移動します。

流れが当たっているところや堤防のケーソンの継ぎ目等変化のあるところがポイントになります。

壁際に落とす→中層で止める→竿先で揺らして誘う→ポーズ→竿先で聞く→10~30センチ落とす→止める・・・というのを底に落ちるまで繰り返します。

キャストして狙う

テンヤや舟形のタコジグ、タコエギを使用します。

ルアーをキャストして、ロッドで揺らしてアクションさせながら、ズルズル引いてきます。

障害物についていることが多いので、引っ掛かりが合ったら止めて誘って見ましょう。

ルアーを落とす→アクション加えながらずる引き→ポーズ→竿先で聞く→当たりが無ければ再度ずる引きに戻るというような形が基本になります。

テクトロ

舟形のタコジグかタコエギを使用します。

ルアーを底まで落として竿先を揺らして誘いながらゆっくり歩いて探って行きます。

キャストの場合と同じく、石等の障害物についていることが多いので、引っ掛かりがあったら、丁寧に誘うと良いと思います。

あわせとやり取り

タコがルアーを抱えたら、タコにルアーを抱かせるため、一呼吸おいてから竿をあおって合わせます。そのままリールをごり巻きして地面から一気に引き剥がします!

もたもたしてると、根に入って引き剥がせなくなるので、一気に上げるのが重要ですね!

また、タコが大型の場合、地面に貼りついて、外せなくなる時が時折あります。その時は、3分程度放置した後、一気に抜き上げるとうまく釣れることがあるので、一度試してみてください。

まとめ

釣って楽しく食べて美味しい( ´∀`)

あの重い感触が意外と楽しいんです

スーパーでタコを買おうとすると結構な値段で売っておりますので、お土産に持って帰れば、家族に喜ばれ家庭円満にも繋がります!

みなさんも是非タコ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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