先日、会社の同僚と飲む機会がありました。
その同僚、釣りが趣味で年に数回管釣りに行っており、たまに海釣りや管釣りに一緒に行くのですが、管釣りルアーのカラーのチョイスについて、『どうすればお金をできるだけ掛けずに効率良く釣れるカラーのスプーンを揃えることができるか?』というのを聞かれ、つい熱く語りあってしまいました。
その時に、『あ、これブログのネタになるな笑』と思い、帰りの電車の中で記事を書き起こしたものです。
主に管釣り初心者向けになりますが、状況に合わせたスプーンのカラーのセレクトについて、自分なりのやり方を紹介したいと思います。
スプーンって一枚一枚は安いですけど、何枚も購入すると結構な値段になりますし、できれば、無駄な買い物をせずに揃えたいものですよね‼️
まあ、私のような釣りキチ○イは、その無駄な買い物をすることさえ楽しみのうちのひとつになってしまっているので、同じようなキチ○イはこの記事は読まなくても良いかと思います笑
目次
前提条件
まず、以下の記事で以前紹介していますが、管釣りを始めて、カラーを地味系から派手なものまで一通り揃えているとします。
暗いカラー
茶色、黒色、濃緑色系の地味系カラー
明るいカラー
黄色、ピンク、白、蛍光色等の派手なカラー
放流用カラー
赤金やオレンジ金等の放流直後に効果の高いカラー
スプーンのカラーを一通り揃えて、釣り場に通ってみて、これからどうカラーを揃えていけば良いのって人向けの話になります。
その①釣り場で実績が出たカラーを揃える
自分が通う釣り場で、良く釣れる色というのがあると思います。
その釣れる色と同じ系統の色のスプーンを揃えていくというのがまずは一番簡単な方法だと思います。
その②釣り場を選ばず釣れるカラーを揃える。
釣れるスプーンのカラーのなかにも、『どこの釣り場でも安定して釣れるカラー』というのがあると思います。
例えば、地味系のカラーの一種であるペレットカラーは、私的には比較的安定して釣れると思っています。
管理釣り場のマスは、養殖魚であり、『ペレット』という餌を食べて育てられます。
このペレットを模したペレットカラーのスプーンは、釣り場を選ばず使われる人気カラーですね。
『釣れるカラー』から『どこの釣り場でも安定して釣れるカラー』を見つけて同じようなカラーを揃えるということです。
その③他の釣り師が釣れているカラーを真似する。
一緒に釣行した友人やって近くでたくさん釣っている、エキスパートなアングラーがいたら、ロッドに付いているスプーンのカラーをこそっとみるなり、直接聞くなりしてその実績カラーを購入するという方法も有効です。
ただし、これは他人は良く釣っているカラーだけど、自分は全然釣れないということが起こりえるので効率面で言えば、ちょっと劣りますね。
その④釣れたスプーンのカラーがなぜ釣れるかを考えろ!
その①とその②、その③については、誰でも管釣りを経験していく中でやっていることだと思います。
その④が、個人的には一番大事なことだと思っていて、効率的にカラーを揃えることができるだけじゃなく、管釣りのスキルをアップするという点でも良いことだと思いますので、初心者の方にやってみてほしいと思います。
それは、『そのカラーがなぜ釣れたか』というのを考えるということ。
あるカラーが良く釣れたが、しばらくたって同じ釣り場に行ったが、そのカラーでは釣れなかったみたいな経験があると思います。
なぜ釣れたかわからなければ、その『釣れたカラー』は『釣れるカラー』ではなくなってしまうわけです。
例えば、イエロー等の派手系のカラーで良く釣れた!というときになぜ釣れたかを考えます。
雨のせいで普段より水が濁っており、目立つ派手なカラーが釣れたということだと分かれば、そのカラーはその釣り場では『水が濁った時に釣れるカラー』ということになります。
これは『安定して釣れるカラー』ではないですが、『ある条件で釣れるカラー』ということです。
水質(クリアなのかマッディなのか川の水なのか湧き水なのか等)、底質(自然地形なのかコンクリートなのか岩が多いとか)、水深等の条件によって、釣れるカラーが変わってきますし、その日の状況によって、風が吹いているか否かや天気(日照の程度や雨、雪)、水の濁り具合などなど同じ釣り場でも条件によって釣れるカラーが変わってしまうことは良くありますし、皆さんも経験済みでしょう。
このように、釣れるカラーが『なぜ釣れるのか』を考えて『安定して釣れるカラー』なのか『ある条件で釣れるカラー』なのか分かれば、『安定して釣れるカラー』の割合を多く、『ある条件で釣れるカラー』を使用頻度にあわせて少なめに揃えることで、色々な状況に対応できるラインナップを効率良く少ないルアー数で揃えることができるんじゃないかと思います。
また、こういう思考実験的なことを常にやることは、スキルアップにも繋がりますし、何より釣りの楽しみのひとつだと自分は思います。
偉そうにもっともらしいことを書いていますが、自分もこれがちゃんとできているかというと、できてませんのでこの記事を書いていて、一度基本に立ち返ってやってみようと思いました。
まとめ
今回は、スプーンのカラーを効率的に揃える方法について語ってみました。
あくまで私の意見ですので、本気にせずに参考程度にしていただけたらと思います。