3Dプリンターで作るオフショアキャスティング用のルアー第2弾、今回はポッパー編です。
以前製作したダイビングペンシルのモデリングデータを流用することで、短時間でモデリングしつつ、一部パーツをそのままダイビングペンシルと共用にしたことで、効率化を図りました。
モデリング
このポッパーのデータは、以前紹介したダイビングペンシルのデータを流用して製作しています。
ダイビングペンシルの頭部の形状を変更して、ポッパーの形状に修正しただけです。
簡単な修正のみなので、作業時間も2時間弱程度の短時間でルアーを設計することができました。
ポッパーのカップの部分は、球体をモデリングして、その球体でボディを切り取って作る方式です。
簡単にできますし、球体を変形させれば、ある程度カップのくぼみの形状も自由に変えれます。
ダイビングペンシルと同じく、前後分割方式です。
テール側のデータは、一切モデルをいじっていないため、ダイビングペンシルと部品を共有できます。
組み立て
内部フレームにボディに各アイを収めるパーツを取り付け、ボディで挟み込みます。
内部のパーツがこのようにモデリングされており
組み立てると露出して外部から見えるようになります。
一部パーツがダイビングペンシルと共通のものなので、ポッパーのモデリングデータを作りながら、同時平行で共通パーツをプリントすることで、短期間で製作することができました。
製作を始めてから、釣行までの期間がほとんど余裕がありませんでしたが、これらの方法(データの流用、部品の共通化)を取ったお陰でギリギリ間に合った感じでした笑
ダイビングペンシルより少し小さめで120mmクラスです。
ダイビングペンシルと同じく内部フレームがボディにピッタリ収まる必要があるため、組み立てに精度が必要なので面倒で作業も手間取りました。
次回作は、前回の釣行時の参加者が作られたルアーを参考にこの辺を改善したものを作りたいと思います。
塗装など
組み立て後、セルロースセメントに5回ディッピングして、アルミ貼り、さらに5回ディッピング。
塗装した後、最後にセルロースセメントスプレーで10回ほどコートして完成となりました。
まとめ
オフショアキャスティング用のルアー第2弾、ポッパーを製作してみました。
今シーズン中にもう一度チャレンジする予定なので、追加で数種類ルアーを製作していきたいと思っておりますので、(誰も興味ないと思いますが)お楽しみに!