釣りの楽しみの一つとして、釣りに行く前の準備というものがあげられます。
ワタシはその中でも、釣り道具の自作が好きで、いろいろ自分で作っては、釣り場で試してニヤニヤしております。
そんな中、今年の春についに3Dプリンターと3DCADを導入しまして、現在、釣りガジェットの作成にいそしんでおります。
今回、3DプリンターでDIYライフを送るにあたって必要なものを解説していきます。
3Dプリンターとは
3Dプリンターとは、3DCADで作成した立体データを元に造形を行う機械です。
今までに、写真のようなチヌ落とし込み仕掛け作成用の器具、リールカバー、バッカンやバッグのアタッチメント、管理釣り場用のルアーなどを作成しています。
まさに、自分の思い描いた道具を、自分の手で作り出すことができる素晴らしいマシーンです。
けど、3DCADの操作とか、3Dプリンターの使い方とかすっごい難しいんじゃないのという印象を持たれると思います。
確かに「すごい簡単」というわけではありませんが、「ちょっと頑張ればだれでもできる」ものだと思います。
私が導入した3Dプリンター
私が導入したのは、「trinus」という海外製の3Dプリンターで、安価ながら安定した出力と幅広い種類の材料が使えることが特徴です。
価格はオプション含めて、7万円程度。高級リール1台諦めれば、手に入ります。
高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、私は十分安いと思っています。
もっと安いものもありますので、自分の財布と相談してセレクトすればよいと思います。
フィラメント
「モノ」を出力するのに必要な材料として、フィラメントというものを使用します。
これが1kgで2000円から4000円程度しますが、1つ買うと相当な量のものが作れます。個人的には、amazonや楽天で売っている安価なもので十分使えると思います。
3DCAD
3Dモデルを作成する3DCADソフト。
一昔前は普通に10万円程度するものでした。
実は今は、無料のものすごいソフトがあるんです。
AUTODESKのFUSION360というCADソフトです。
もうこれさえあれば、なんでも作れちゃうってくらい本格的。
パソコン
3DCADソフトが動かすのにちょっとスペックの高いPCが必要です。
注意点としては、FUSION360を使用する場合、windowsでは、64bit版のOSとプロセッサが必要となります。32bitでは動作しないので注意が必要です。
自分は、店で適当に探した結果、7万円程度のゲーム用のパソコンがスペック上ちょうどよかったので、購入しました。
これくらいのものでも十分快適に動作しています。
次回以降、今後、3Dプリンターと3DCADを利用した、釣り道具の自作の方法について、少しずつ記事を書いていきたいと思います。