前回は、スプーンのカラーセレクトについて、解説しましたが、今回は引き続きクランクベイトの初心者向けカラーセレクトについて解説します。
比較的安価なスプーンと異なり、クランクは、1個1000円~1200円と高価なため、数多くのクランクを揃えることが難しいことから、最低限必要なカラーに絞って説明していきたいと思います。
クランクのカラーについて
クランクのカラーについてですが、主にまず2つに分けて考えたいと思います。
・地味系
・派手系
また、クランクはスプーンと異なり、透明な樹脂を使用しているため、クリアー系のカラーというものも存在しています。
私は、カラーの選択肢として、地味系と派手系、通常のべた塗カラーとクリアー系で2×2=4系統に分けて考えています。
通常のべた塗カラーで反応が無い場合、クリアー系のカラーだと反応がある場合があるんです。
光を透過するため、魚へのアピールが別物になるんでしょうかね。良くわかりませんが、確かに違いがあります。
カラーその1 地味系
地味系については、主なカラーでいうと茶色系と深緑系があげられます。
ずばり、このどちらかがあれば良いです。
【地味系】
【地味系クリアー】
カラーその2 派手系
主に、赤・ピンクや黄色・オレンジ系統のカラーです。
アピール系のカラーとなりますが、なぜか赤・ピンクについては、低活性なときにも反応が良く、万能カラーだったりします。
【派手系】
【派手系クリアー】
カラーの使い分け
スプーンのカラーの使い分けと同様、水質の違いによる使い分けと魚の活性の違いによる使い分けを基本とします。
クリアーな水質なら、地味系
マッディな水質なら、派手系
活性が低いなら、地味系
活性が高いなら、派手系
上記を基本に、魚の反応を見ながら通常のカラーとクリアー系を使い分けて反応が良い方を使っていくという具合です。
ただし、赤・ピンク系はこれに当てはまらない場合があるのでとりあえず困ったら投げてみると良いことがあるかもしれませんw
実際、どうにもならない時にかなり助けられました。
【参考記事 】
初心者がまずそろえるなら?
まず、クランクをタイプ別に大まかに分けると通常のクランクタイプと細長いニョロ系のクランクの2種類に分けられます。
この2種類を最低1種類ずつ購入するとし、それぞれ、地味系と派手系を1つずつの合計4つあれば、対応できる幅がかなり広がりますので良いと思います。
4つはちょっと多いというのであれば、地味系を通常のクランク、ニョロ系で1つずつの2個で良いと思います。
基本的には、クランクは、リトリーブ速度が遅く、手返しが悪いため、スプーンで釣れる状況ではスプーンに分があります。
よって、スプーンで釣れなくなった渋い状況で投入することが比較的多いことから、渋い状況で使いやすい地味系のクランクを2つ用意するのが一番釣れる可能性を高めることができると思います。
【参考記事】
まとめ
クランクは、初心者にとっては、スプーンの釣りで行き詰まったときに、状況を打開できる頼もしいルアーです。
特にスプーンの釣りにまだ慣れていない時は、一定のスピードで通しやすいクランクにかなり助けられることと思います。
クランクのカラーの使い分けにチャンレンジして、是非さらなる釣果アップにつなげていただければと思います。