スプーンの巻きの釣りについて【備忘録】

備忘録的まとめ記事です。

昨シーズンより、管釣りの大会に本格的に参戦し始めて、スプーンの釣りについて試行錯誤してきました。

大会での反省を元に釣り方を見直したり、上手い人の釣りを参考にして新しい釣り方を試してみたり・・・

スプーンの巻きの釣りで最近やってきたことについて、メモがわりに書いていきます。

とは言ってもチラ裏の落書きレベルの内容ですが・・・上級者の方は見ても何も得るものがないレベルですのであしからず・・・

スプーンのセレクト

まずそもそも、使用するスプーンのセレクトの話ですが、大会に参加し始めた時、どのスプーンをどういう状況で使うかという部分が曖昧でした。

とは言っても、どうすれば良いか明確な考えを持っている訳では無かったので、スプーンの種類を絞ってその中から使っていくことで、セレクトするパターンを限定・簡略化して使い分けを明確にすることにしました。

具体的には、バッカンのスプーンラックに収まるだけのスプーンを使って釣りを組み立てることとし、例えば、サンクの第3ポンドのような特殊な箇所では、マイクロスプーンの種類を増やすなどの対応を取りましたが、基本は決めたスプーンのみで釣りを組み立ててみました。

要は、あまり多くのスプーンを使い分けても、使いこなせないまま時が過ぎていく気がしたので、一旦割り切って種類を絞って使いこなせるようにしていくということですね。

最初の数か月で、スプーンの絞り込みを行い、現在はこんな感じのラインナップで釣りをしています。

ノア1.8g、ノア1.5g、バンナ1.7g、バンナ1.4g、ティアロ1.6g、ハントグランデ1.3g、ハントグランデ1.0g、Tスプーン1.1g、Tスプーン0.9g、ハント0.9g、ハント0.7g、アキュラシー0.9g、アキュラシー0.6g、m2 0.6g、m2 0.4g

※放流用スプーンや遠洋漁業用の2.0g以上のスプーン(ノアBなど)は除いたラインナップになります。

スプーンの使い分け

スプーンの使い分けは、単純化するため割り切ってウェイト毎に使い分けすることにしました。

スプーンの種類を決めることにより、重量ごとに基軸となるスプーンが自ずと決まってきます。

①1g代後半 ノア1.8gとバンナ1.7g

②1g代中盤ノア1.5gとバンナ1.4g

③1g代前半ティアロ1.3gとハントグランデ1.3g

④1g前後 Tスプーン1.1gとハントグランデ1.0g

⑤1gアンダーアキュラシー0.9gとハント0.9g

⑥1gアンダーアキュラシー0.6gとハント0.7g

⑦0.5g前後 m20.6gとm20.4g

スプーンを使い込む

重量ごとに分けたスプーンを、釣り場で使い込んでいきました。

基本的には、魚のレンジや魚の活性に合わせて、スプーンを選んで釣るってだけですが、システマチックに使えるように後述するような練習をしました。

同一条件で使えるように

異なる重量のスプーンを魚の活性の変化などに合わせて、ローテしていくため、異なる重量のスプーンを同じレンジを引く練習をしました。

実際にきっちりできているかは正直疑問ですが笑、カウントダウンや巻きスピードを調節しながら、同じ棚を引けるようにと意識してました。

また、スプーンごとに適正スピードや浮き上がりやすさとかも違うので、それも加味した巻き方についても考えながら釣りをしました。

例えば、ハントグランデ1.3gは自分は早めの巻きスピードで使っていますが、ティアロ1.3gはそれよりも少し遅いスピードで使っています。

この2つで同じようなレンジを通すには、カウントダウンやロッドポジションの上げ下げなどを調整しないと同じ棚を異なるスピードで引けませんので、同じレンジを攻めれるように練習しました。

スプーンの使い分けの差別化

同じような重量のスプーンを2種ずつ用意していますので、そのスプーンの使い分けについても意識しました。

例えば、スプーンごとに釣れる巻きスピードやスプーンの姿勢や誘い方なんかが違いがあって、その違いを練習しながら見つけて、使い分けるようにしたという感じです。

例えば、ノア1.5gとバンナ1.4gなら、自分はタップなどの誘いを積極的に入れたりシェイク巻きなどロッドでスプーンを動かす釣りはノア1.5gメインで、立ち泳ぎさせて使う場合はバンナ1.4gなど自分なりに「こういう状況ならこっちのスプーンを使う!」というのを実際に使った結果から整理して使い分けるようにしていきました。

これ、色々人に聞いてみると、面白いことに人によって使い方が違ってたりして、自分がよくやる釣り方が必ずしも他の方もやってるわけではないんですよね

一人ひとり、タックルも違いますし、竿のポジション、巻きスピードや誘いの入れ方、フッキングの仕方も違うのでそれぞれ異なってしまうんでしょうね。

リトリーブ時に意識している事

スプーンをリトリーブする際にも、色々なことを意識するようにしました。

今までは、適当にやっていたんですが、ちょっとやり方を変えるだけで途端にフックが深く刺さるようになったり、強いバイトが出たりするので非常に重要なことだと認識しました。

ラインのテンション

ラインのテンションを緩くすると、スプーンのアクションがおとなしく、テンションを強くするとアクションが強くなり・・・、魚の活性に合わせてテンションを調整してアクションを調整します。

また、ラインのテンションを強くすると、バイトを感知しやすくなるのでショートバイトでバイトが弱くてって時に感知しやすくするため、テンションを強めたり・・・

アクションを弱めたい時やテンション張るとバイトを弾くときは、ラインのテンションを抜いてリトリーブするって感じで使い分けてます。

ロッドの角度

ロッドの角度を上下させることによって、通すレンジを調整します。

それだけではなく、ロッドを上げて巻けば立ち泳ぎになりますし、寝かせれば水平巻きに。

ラインに対して、ロッドの角度をつけて、バイトの際にティップが入るようにしてロッドに仕事をさせた方がフッキングしやすい時は角度をつけて、ティップがバイトを弾いちゃうときは、角度をつけずにリトリーブしたり・・・

状況に合わせてロッド角度を上下左右に調整します。

ロッドの角度をつけて巻くと、ラインのテンションは強くなるので前述のラインテンションの要素も考えながら調整することになります。

誘い

人差し指でたたくタップなどで誘いを入れて、イレギュラーアクションを起こして魚のスイッチを入れたりします。

また、ロッドを小刻みにシェイクしながら巻いて、スプーンをアピールさせて魚を寄せたり、食い渋った魚をむりやりバイトに持ち込んだりなど状況に合わせて誘いを使います。

誘いを多用しすぎると魚がすれるのが速くなるため注意ですし、そもそも誘いを入れないほうがバイトがあるシチュエーションもありますので反応を見ながら使い分けます。

誘いでアピールを上げることで、魚を自分のところに引っ張ってきて、連発することができるので非常に有効な手だと思います。

巻きスピード

巻きスピードで意識したことは、「いたずらにスピードを下げない」ということです。

実際、巻きスピードは自分が思っているより早めのスピードで釣れることが多く、渋い状況で、単純に巻きスピードを下げる前にスピードはそのままで他のことを試す方が、結果的に釣果が良くなることが多かったです。

カラー

レンジとスピード、アクションがあったらあとはカラーかなと思います。

状況にあったカラーを使うことで、釣果が大きく変わるため、正直ある程度のカラーラインナップは必要との認識です。

とはいえ、大量にスプーンを購入するようなことはしていないため、自分の良くいく釣り場の良く効くカラーを厳選してセレクトしてストックしてます。

また、最近は、釣れる色を自塗で別のスプーンに塗って戦力とするようになりました。

やってみた結果

今シーズンは大会でもほぼこの絞ったラインナップのスプーンだけで釣りをしました。

そもそも、実力がないため、ダメダメな状況が多かったですが・・・

選択肢が少ないので、迷うことがなく、うまくパターンにハメれて、スムーズに予選通過するなど、うまくいくことがあり、パターン化することでしっかり対応できるようになるという実感はありました。

とはいえ、このラインナップでは対応が出来ない状況があるのも確かで、最後の一匹をしぼりだすのに、もう1・2種類スプーンの選択肢があると良いなと思うこともありました。

今後は、すこしずつラインナップを増強しつつ、武器を増やしていく必要があると思ってます。

まとめ

スプーンの巻きの釣りで最近やってきたことについて、メモがわりに書いてみました。

大した内容ではないですが、初心者の方とかにすこしでも参考になったらと思います。

今後は、スプーンのラインナップを増やしつつ、対応できる状況の幅を増やしていくことに注力していきたいと思います。

ということで、スプーンの巻きの釣りについてのメモ書きでした。

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