ランディングネットについて思うこと【エリアフィッシング】

管理釣り場のランディングネット。

最近は、各メーカーから様々なネットが出ており、選択肢が多くなって選択に迷うと思います。

いくつかネットを使ってきましたが、ものによって使い勝手がかなり違うので、確実に魚をネットインさせるにはネットのセレクトも重要になってきます。

魚をキープするには、当然確実に魚をネットで掬う必要がありますし、大会でもネットインしないとカウントされないため、確実にネットインさせるのは重要なポイントですよね。

今回、ネットのセッティングをちょっと変えてみて思ったことを書いてみたいと思います。

上級者の人は何を今さらな内容だと思いますので読む価値はないと思いますが・・・

ランディングネットの使用遍歴

管釣りを初めた十五年以上前は、安物のネットを使っておりました。

鉄製で非常に重く、取り回しの悪いネットでした。

むかーしの写真ですが、こんな感じのごっついネットです。

このネットの後は、写真の赤いネット。

これもごっつい

その後、ここ8年ほど、ロデオのランディングネットを使用しておりました。

アルミ製で軽量で、ゴム網が浅めになってます。

途中、シャフトを↓の記事にあるようにカーボンのものに変えて使用。

管釣りの必需品であるランディングネット。 ロッドやリールと同等の使用頻度があり、魚を掬うというある意味重要な役割を担っている道具です。...

ずーっとロデオのネットを使っていたのですが、今回思うところがあり、久しぶりにネットをいじってみたという次第であります。

ディスプラウトDSラバーランディングネット

今回購入したネットは、ディスプラウトの『DSラバーランディングネット』

なぜこれを買ったのかというと、ロデオのネットを大会で使っていて、魚を寄せるのに失敗して、ネットに入れ損ねることが多発したためです。

一回で入れることが出来ずに、2回、3回と入れ直すことがありました。

うまい人にこのことについて相談すると、『ネットのサイズを大きく、ネットが深いものを使うとうまくネットインできるぞい』とのありがたいお言葉をいただき、ネットを買い替えることにしました。

カーボンシャフトは軽くて扱いやすいので、そのまま使うことにして、DSラバーランディングネットのネット部分のみ使うことにしています。

ディスプラウトのランディングネットはシャフトが短いものと長いものがあります。

私はカーボンのシャフトを流用する前提で短い方を買いましたが、シャフトは長い方がネットが奥まで届いて魚を迎えにいきやすいので、個人的にはランディングしやすいと思います。

ノーマルのDSラバーランディングネットのシャフトは短めなので、長い方が良い方はロングタイプを購入する方がよいかなと思います。

元々使ってたネットと比べると一回りネットのサイズが大きいですね。深さもだいぶ深いです。

これがどのくらい効いてくるか実釣で検証してみました。

現場検証

いきなり、サンクの大会にぶっつけ本番で使ってみました。

実戦なら、これ以上ないテストの機会といえるでしょう笑

ランディング失敗が少ない

ランディングを失敗する場合、大きく分けて2つ。

魚を寄せてネットに入れようとした際に、魚が暴れるなどしてネットにうまく収まらなかった場合。

もう一つが、ネットの手前でポロリする場合。

ネットが広いことで、明らかに魚がうまくネットに収まる確率が上昇。

前後方向もネットが大きいため、魚をネットインする手前でポロリと針外れしても、そのままギリギリネットに収まる確率が上がります。

大会で実際に使ってみて、うまく収まらなくて再度入れ直すことが一気に減ったと感じました。

このネット使ってれば、ギリ予選落ちした大会、普通に予選突破しとるやんけ!っていうレベルで有用と実感。

この後の、練習釣行でもさらに2回使いましたが、やっぱりネットイン率が上がったと実感しましたね。早く買っておけばよかった。

特に足場と水面の高低差があり、魚を寄せるときにうまく寄せれなかったり、ポロリしやすい釣り場でも、ネットインできちゃうのはありがたみを感じます。

取り回しは問題なし

大型である分、取り回しが問題となるかと思いましたが、特に問題なし。

ランディング時に重さやゴムネットの抵抗でやりにくさを感じることはありませんでした。

このぐらいであれば全く問題ないですね。

ただ、ネット部分が重くなった、つまりランディングネットの先端が重くなったことで、先端側に傾いてしまい一度池にダイブしていっちゃいました。

これは、慣れれば解決する問題だと思いますので、特に問題ない話だと思いますが、大会中だったのでビビりました笑

魚をネットから外に出しにくい

ネットが深い分、魚をネットインしてそのまま針が外れてしまった場合、ネットから池に返さないといけないですが、魚を外に出しにくいです。

よっこらせとネットを振って魚を外に出さないといけないのは少し手間ですね。

もともと、その手間を嫌ってロデオの浅いネットを使っていたのですが、大会での使用に限ると外に出す手間より確実にランディングできる利点の方が確実に上回っていると言えます。

逆に普段の釣行でリリース前提なら浅い小さめのネットが楽で良いとも言えますね。

まあ、もっとランディングの技術があれば、この評価は逆転するのかもしれませんが、現状の私の実力では大型で深いネットの方がランディング率は良いという結果になりました。

まとめ

ランディングネットについてのレビュー記事でした。

ランディング率をあげるには、ネットは大きめ、網は深めが腕をカバーしてくれるので良いよという話でした。

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