オリカラ・・・
数あるルアーフィッシングのジャンルのなかでも、管釣りほどカラーの種類が多いジャンルはないかと思うほど多種多様なカラーのルアーがラインアップされてます。
ルアーカラーは管理釣り場のルアーを語る上で、欠かせないもののひとつ。
しかも、エリアフィッシングで特徴的というか特異な点として、メーカーの発売しているカラーだけでなく膨大な数のオリカラが販売されているという点。
今回は、このオリカラについて思うところをまとめてみようと思います。
目次
オリカラについて
オリカラと一言にいっても、さまざまな種類のものがあります。
簡単にオリカラのジャンルというか種類についてまとめてみます。
問屋オリジナルカラー
有頂天カラーとかヒーローズカラーなどの問屋さんのオリジナルカラー。
写真はヒーローズのロッゾという真っ赤なカラー。
クリアウォーターの日が出ているときに強い鉄板カラーですね。
問屋さんが出しているカラーなので複数の釣具屋さんで扱ってたりして比較的入手しやすいカラーですかね。
ショップオリカラ
釣具屋さんが出しているオリカラ。
例えば吉やさんのオリカラ天照。
かなりの人気であっという間に完売してしまう人気カラーですね。
これは、オオツカさんのオリカラFS01です。放流の強力な味方ですね。
メーカーコラボ
メーカー同士がコラボして出したカラー。
写真はラッキークラフトクラピーのオフィスユーカリコラボオリカラ。
カラーだけでなく、パニッシュのロデオチューンのように浮力を変えたりなどなんらかのチューニングを施してある場合もありますね。
管理釣り場オリカラ
各釣り場が出しているオリカラ。
その釣り場で実績のあるカラーなので、釣れること間違いなしのルアー。
写真は地元フィッシングサンクチュアリさんのオリカラ
オリカラの利点
単純に釣れる!
オリカラは単純に使っている人が少ないので、魚が見慣れていないことから釣れるカラーだということが言えます。
当然、魚を釣るためには、カラーだけでなくレンジ、ルアーのアクション、スピードが合っていることが必要。
しかし、レンジ、アクション、スピードが合ってもカラーが状況にあったものでないと、釣れないなんてことがあるのは皆さんもよく経験されていると思います。
カラー変えたとたんに釣れ始めるっていうね。
そして、レンジ、アクション、スピード、カラーが合っていても、そのうちプレッシャーが掛かって魚の反応がどんどん鈍くなってきます。
私はその状況で最後の最後に効いてくるのが、カラーの微妙な違いだと思っていてオリカラはこういう厳しい状況で貴重な一本を絞り出してくれます。
トラキンエキスパートに出てるレベルの方に聞くと、たった一本の差ですべてが決まってしまう大会では、これが顕著で、重要な大会用にオリカラを別にストックしておいてここぞという時に使うそうです。
ロストすると影響が大きいカラーなんかは普段は絶対使用しないと言うことでした。
オリカラの欠点
入手性
やはり、入手が困難であったり、一度きりの販売だったりでロストすると二度と手に入らなかったりすることは大きな問題だと思います。
そのため、自分でオリカラを再現するため、『自塗り』をする人が多いのも管釣りならではですね。
また、オリカラに頼りすぎているとロストをすることでパターンが崩壊してしまうので注意してます。
私は安定して手にはいるオリカラはともかく、そうでないものは自分の基本のカラーローテにはあまり組み込まないようにしてます。
パターンを無視して釣れてしまう
これは、利点でもあるんですが、欠点の方であげてみました。
パターンを見失っているときなど、とりあえずオリカラを投げると、魚が見慣れていない=魚がすれていないゆえに食わせる力が強く、なんとなく釣れてしまうことがあります。
ある意味初心者の味方だと言えますが、パターン関係なく釣れるということはパターンフィッシングの習得の妨げになるという問題があります。
上達したいなら無意味にオリカラルアーをキャストするのはあまり良いことじゃないとは思います
ただし、自分の実力を越えたもうどうにもならないお手上げ状態で、オリカラ様お願いします!って感じで投げるのは正直ありかなとは思ってます笑
まとめ
管釣りルアーのカラー、オリカラについて語ってみました。
カラーに関する考えはそれこそ釣り人の数だけあり、異論もあるとは思いますが、まあ雑魚釣り師の戯れ言と思っていただければと思います。