3Dプリンターでニョロ系クランクのスリムタイプを作ってみた!その2【エリアフィッシング】

前回ニョロ系クランクのスリムタイプを試作しました。

前回の記事はこちら↓

前回の3Dプリンタールアー大会で見慣れないタイプのルアーを見せてもらいました。 優勝した吉田さんが製作していたスリムタイプのニョロ系ク...

今回は、前回の設計結果を基に、3Dプリンターの特性を活かしたオリジナルタイプのスリムタイプニョロ系クランクを自作してみました。

モデリング

ずばりこんな感じです。

このブログを熱心に見ている方ならお気づきですね(そんな人いないとは思いますが・・・笑)!

スリクラニョロ70というニョロ系クランクで、3Dプリンターによる出力という特性をうまく活かしたルアーを過去に作っているんですが、それと同様の手法を使って作っています。

スリクラニョロ70については以下の記事を参照・・・

今回は、3Dプリンターでの製作方法を活かした3Dプリンターならではのルアーである『スリクラニョロ70』を製作したので紹介したいと思います。 ...

具体的にはこんな感じで、リップごとボディを一体で出力することができます。

出力時の角度が、ちょっときついのでサポートを一緒に出力しており、これは手で簡単にはがすことができます。

通常、リップとボディを一体出力する際、リップを上側にして出力するのですが、その場合リップが出力の際に歪んでしまうという欠点があるのですが、リップを下にすることで歪みをなくすことができます。

また、リップの水圧を受ける面が3Dプリンターのベッド面に接した形で出力されるため、リップ面が平滑になり、安定したアクションのルアーを量産できるというメリットもあります。

組立て

このタイプのニョロ系クランクの特徴として、組立て時間が超短いということが挙げられます。

サポートを剥がして、ヤスリでならして、アイを2か所差し込むだけで組立てが完了します。

所要時間5分です。

3Dプリンターで会社行っている間や寝てる間に出力しておけば、一瞬で組み立てられ、後は朝夜にセルロースセメントでコーティングするだけ。

一度設計してしまえば、仕事で毎晩夜遅くに帰ってきても平気で簡単に量産できてしまいます。

3Dプリンターの利点をうまく利用したルアーだと思います(だれも言ってくれないので自画自賛・・・笑)!

アクション

アクションは、スリクラニョロ70と同様ワイドウォブリングタイプのルアーです。

前回作った、スリムタイプニョロ系クランクはロール交じりのウォブリングという典型的なニョロ系アクションですが、こちらは少し強めのアクションです。

アクション違いでお魚さんのご機嫌にあわせて使い分けができそうですね。

まとめ

今回は、スリムタイプニョロ系クランク第二弾ということで、オリジナルデザインのクランクを製作してみました。

引き続き、実釣テストを行い完成度を高めていきたいと思います。

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