毎年の楽しみの1つとして、サケを釣りに北陸まで足を伸ばしているのですが、今回はそのサケを釣るために試作した3Dプリンタールアーになります。
全くの手探り状態で作ったルアーです。
まあ結果として、釣れなかったんですが笑、せっかく作ったので一応紹介しておこうと思います。
モデリング
全長80mmのミノーです。
サケ釣りでは、タコベイトをルアーにつけて釣りをするため、タコベイトの抵抗に負けないように派手にウォブリングするように管釣りのニョロ系クランクっぽい形状としています。
リップは強度の高いサーキットボードで作りました。
ボディ下部のでっぱり部分に潰したウェイトを取り付ける構造にしています。
もうちょっとスマートな形状にしたかったのですが、ちょっと時間がなかったのでここら辺は手抜きです。
前後に分割式で、ワイヤーは貫通ワイヤーを採用。
サケが暴れても壊れないように強度重視の設定としています。
組み立て
リップはサーキットボードでアクションがワイドになるように幅広の形状にしています。
カラーは銀ベースにテール側にピンクを吹いてみました。
タコベイトを付けるとちょうどスローシンキングになる設定にしました。
実際に使用してみたところ、ちょうどスプーンがウォブリングするのとおなじような動きでタコベイトを振りながら動いてくれて、釣れそうなアクションではあるものの、川の流れが速すぎて、潜航しきる前に流されてしまい、サケのいる川底を通している時間が短すぎてダメでした。
鮭のいる棚を長く通すためには、スローシンキングではなく、シンキングして一気に潜航させる必要があったようです。
まとめ
サケ釣り用の試作ルアーの紹介でした。
サケ釣り自体の経験が少なく、ルアーの要求される性能がわからない状態で試作したものなので、結果として釣れなかったし、使い勝手も悪いものになってしまいました。
こういう未知のジャンルに挑戦するのは面白い、ルアー作りの醍醐味の一つだと思います。
来年またルアーを作って、サケを自作ルアーで釣ってみたいと思います。