毎年、管理釣り場は10末頃から3月いっぱいの間で通っており、今シーズンもそろそろ終わりの時期になってきました。
そろそろ管釣り用ルアーではなく、海のルアーも製作していきたいなと思っておるところです。
管釣りは、最後に明日と来週末に2回の釣行の予定をしており、来週末はとある大会に3Dプリンタールアーを持って、参戦したいと考えております。
大会がクランクとミノー縛りの大会のため、無謀にも3Dプリンタールアーのみでガチの大会に殴り込みをかけます。まあ逆にぼこぼこにされるとは思いますが笑
ということで、今回はミノーを追加で製作することとしました。
モデリング
どこかで見たことがあるような形のミノーですね・・・
適当にバス用やトラウト用のシャッドのデザインを見ながらモデリングしてみました。
ボディ長55mm。ちょっとだけ大きめです。
実は、数か月前に50mm弱の小型のシャッド系ミノーの製作にチャレンジして、バランスが取れず挫折しており、今回は、バランスが苦労せずにとれる若干大きめのサイズにして作っております。
リップはいつものごとく、外付け方式でサーキットボードです。
大会まで時間がなく、リップ周りのセッティングに煩わされたくないので、外付け方式としています。
本当は、以前製作したミノーのようにリップを3Dプリンターで出力するタイプにしたかったのですが。
上記のミノーは、実は最初、ボディ・リップ一体成型で作ったのですが、テスト釣行の際にキャスト時に石かなにかにぶつけただけでリップが折れたので、別部品で出力する方式に変更して、強度を確保しております。よく見るとリップ付け根がごちゃごちゃした構造になっており、むりくり後付け方式にした跡がありますね。
スローリトリーブ時の動きの切れを増そうとして、リップを薄く作ると、3Dプリンターで使用される素材自体が一般的なプラスチックより柔らかく強度がないので、一体成型すると、積層の方向の関係でリップの強度が弱く、特に今回のようなリップが長いルアーの場合、ちょっとしたことでリップが壊れてしまうため、別部品で出力する方法で作っております。
管釣りではなく、海用、バス用では、リップを厚くできるので、リップを一体で出力しても大丈夫とは思うんですけど、スローリトリーブでの動きを重視する管釣りでは、こんな繊細なところが問題になってます。
まあ、本当にルアーを設計する”腕”があれば、こんなことは解決できるんでしょうけど、素人が適当に作っておりますので、なかなかうまくいかないのが現状です。
組み立て
組み立て後のものがこちらです。
今回は、コスト削減のため、安いステンレスウェイトを複数入れております。
いつもは、アクションが良くなるのなら、タングステンウェイトを躊躇なく入れたセッティングにしてましたが、今回は、ステンレスウェイトのみでバランスが取れるように調整してみました。
これで、ウェイトのコストが十分の一以下に下がります。
これだけ、ルアーを作り続けていると地味にウェイトやヒートン、リップの資材代がかさんできますので、ちょっとコスト削減を視野に入れて設計を行ってみました。
サーキットボードって高いですよねー。どこかで安く手に入るところがあればいいのに・・・
このブログのアフィなどで資材代を稼げれば良いのですが笑、なかなかうまくいきませんのでお小遣いでなんとかやりくりしなくてはいけません。
まとめ
今回は、新しく製作したミノーについて紹介させていただきました。
明日は、これを持って、管釣りにテストに行ってきます。
コメント
こんにちは!
初めまして!宇都宮でルアーハンドメイドを楽しんでいるとんかつ屋のオヤジです・・・!
3Dスキャナーでのルアー製作、完成度といいおよぎといい、とても素晴らしい出来ですね・・・!
新しい時代のルアービルドの楽しみ方としてとても興味があります・・・!
これからも記事を楽しみにしております・・・よろしくお願いいたします・・・!
pemさん初めまして!
ブログ拝見させていただいております。
ルアー作りのノウハウを学ばせていただいてます!
まだまだ素人レベルの恥ずかしい出来のルアーですが、今後ともよろしくお願いいたします