3Dプリンターで管釣り用のルアーを作って、大会に投入していますが、やはり大会後半に厳しくなってくると、悔しいですが、自作ルアーでは正直お手上げになってしまうことが多いです。
どうしても、市販のルアーに手を伸ばしてしまいます。
まあ、自作ルアーでは状況に対応できないのであれば、切り捨てるしかないんですけどね｡
大会なんで、釣れないルアーで釣り続けても相手にも失礼ですし。
特に痛感しているのが、ボトム用ルアーの必要性。
バイブ系の遠投して広く探れるルアーが欲しい。
私は、主にハビィやパームボール等の鉄板バイブやベビーバイブ等のプラグを使用していますが、これらと併用できるタイプのボトムルアーを3Dプリンターで作れないかと考え作ってみることにしました。
モデリング
横から見て正統派的感じのバイブレーションなデザイン。
全長３５ミリ。
口の部分にウェイトをハメる構造。
本当は整形ウェイトを入れたいところですが難しいので球ウェイトで妥協。
鉄板バイブ的なシェイプではなく、バス用の普通のバイブレーションのような形状にしました。
理由はモデリングが楽だから笑
スケッチして押し出せばボディが完成するので楽です。
出力組立
ワンフックで作っています｡
バイブのフロントフックってあっても初期のフッキング率に寄与しないと思っています。
フッキング後に刺さってでバラしを防ぐという意味では、良いのかもしれませんが、針を外すのが面倒になるという問題も出てきます。
ということで、フロント側のフックはオミットしちゃいました。
姿勢
バイブで大事なのは水中の姿勢です。
こいつは、内部の空気室を大きく確保しているので、水中できっちり尻上がりの姿勢でステイするため、針先が上を向いてくれます。
ついばむようなショートバイトもしっかり拾っていけるかな？
ボトムルアーはこのようなフックの位置関係が重要な点だと思います。
アクション
リフトアンドフォールで小刻みにおとなしめのバイブしてくれます。
フォール速度は少し遅め。
ちょっと渋い状況に対応するようにと設定しています。
まとめ
今回は、ボトム用ルアーのバイブレーションを製作してみました｡
バイブの設計ノウハウが正直なところほとんどないので、いろいろ試しながらいくつか作っていきます。
管釣りはすでにオフシーズンなので、秋までに作りためておきたいと思います。
新しい分野にチャレンジするのは楽しいですし、マンネリ感の解消とやる気アップに繋がりますので、今後もいろいろやっていこうと思っているので、お暇な方はまたみてくださいね。