今回で第7回を数える3Dプリンターで作ったルアー限定の釣り大会。
開催場所は東京のとしまえんフィッシングエリア。
プールトラウトと呼ばれる、シーズンオフのプールにニジマスを放流した管理釣り場です。
ここで、3Dプリンター製のルアーで釣果を競い合う大会が定期的に開催されているんです。
ということで、今回この大会に参加してきましたので報告します~!
としまえんフィッシングエリア
前日までにルアーを製作し、準備万端。
夜の2時半に出発して、7時半に現地に到着。
前日に帰ってくるのが遅くなり、ほとんど寝ることができず夜の運転が眠い眠い笑
現地に到着して、受付を済ませると8時開始までにすこし時間がありました。
開始までまだ泳がせてすらないルアーをスイムテストしがてら、釣れるパターンを探ることに。
しかし、最近の寒暖差などのせいかマスの活性は今一のようでしぶーい状況のようでした。
釣り大会
8時になり、大会が始まりまりました。
開会式でルール説明があった後、競技がスタート、各々思い思いの釣り場に散っていきました。
ルールは2時間で一番数を釣った人が勝ち。シンプルです。
優勝賞品は3Dプリンター。豪華!
マスはキープしておいて、大会終了後としまえんの施設で焼いて皆でいただきます。
また、ここは練馬サーモンという大型のマスを放流してあり、見事それを釣り上げた方にも大物賞として3Dプリンターがもらえます。
3Dプリンター製のレンタルルアーも参加者からたくさん提供されており、3Dプリンターでルアーを作ってみたい方も一度参加されてみてはと思います。
また、3Dプリンターの実機が数台展示されており、購入の際のアドバイスやルアーの作り方なども教えてもらえますので興味のある方は是非!
渋い・・・
としまえん、実は釣れる場所にムラがかなりあります。
ある数か所の場所のみ、魚がついている場所にルアーを放り込めるのでクランクなどのリトリーブの釣りで良く釣れるため、過去の上位入賞者の多くがその場所で釣っていた方で占められています。
3Dプリンタールアーは基本クランクなどのリトリーブの釣りになるので、沖に魚のついている場所に投げることができなければ厳しいですね。
そこを陣取るには、7時の開園前に並んで場所を取る必要があり、今回は秋津さんがその場所を確保して巻きの釣りで数を稼いでおりました。
私は、並んで良い場所を取らずに、ルアー性能で勝負ということで(前日帰りが遅かったので、早く釣り場に行く気力がなかっただけですが・・・笑)、適当に空いていた場所に入りましたが、マスの密度が薄く巻きでの反応がかなり渋い状況でした。
棚は水面直下から50センチ程度の範囲で、そのレンジを外すと追ってこなくなります。
潜るクランクですと、反応がなくなってしまいます。ツライ・・・
クランクの巻きの釣りへの反応がかなり悪いので、小型のシンキングクランクを反応のある棚を巻き下げる形で引くと、魚がついてくるので、追わせて食わせるパターンが良さげだったので、このパターンで数種のルアーをキャストします。
すると、小型のシンキングクランクを超スローに巻いているところで、バイトがありなんとか釣ることができました。
しかし、私のいるところの沖のマスの密度が薄すぎてそもそも追ってくる魚が少なすぎ。
2本巻きの釣りで釣ったところで、ちょっと辛くなってきたのでボトムの釣りに切り替えて様子を見ることにしました。
また、あまりに釣れないのを見かねたのか、途中放流が急きょ入りましたが、私のところにはその恩恵は回ってこず沈黙したままでした笑
一応、放流魚が一瞬回ってきたときに、細ニョロ系で2度掛けるも、バイトが浅すぎてバラシてしまいその一瞬で放流効果が終わってしまいました・・・
ボトムは釣れる笑
ボトムの釣りに切り替え、ルアーを数種類試してみると、リアクション系のルアーに反応がありました。
ヘビーシンキングミノーで岸際の魚がステイしているところをボトムバンプするとマスがリアクションバイトしてきて、2本追加。これで4本。
しかし、水がクリアーということと、他の釣り場と比べて釣り人の足音や声がかなりうるさい笑、水面を覗き込む人が多いなどの要因もあり、人的プレッシャーで魚がスレ切っておりすぐにボトムにも反応が無くなりました。
じゃあ今度は縦釣りはどうか?ということで、縦釣り用の豆スプーンを投入すると、さすがにこれには反応がありました。
マスが岸際にたまっているところに落として、サイトフィッシング。
魚の視界から消して、死角から目の前に落とすと反射食いしてくるパターンで残りの時間魚を釣って暇をつぶしました。
巻きで釣りたいですけど、さすがにどうにもなりませんでしたね・・・
結果は?
7本で3位でした。
1位は皆川奥さん11本で、ボトムフィッシング。
皆川印の変態ルアーはさすがの釣果ですね。いつも安定してます。
2位は秋津さん8本。巻きの釣りを最後まで通して好釣果を上げてました。さすがです。
次回は、渋いとしまえんでも釣れる超ハイプレッシャー対応のボトムルアーを開発しますかねえ。
大会終了後は、釣った魚を食べながら、自作ルアー談義に花を咲かせました。
いつも大会よりこっちの方が盛り上がってるんですよね~笑というかこれを目的にこの大会に参加しているような気がします。
まとめ
第7回3Dプリンターで作ったルアー限定の釣り大会に参加してきました。
そろそろトラウトシーズンが開幕になりますので、ルアー作りと管釣り活動も本格化したいですね。
この大会に出ると自作熱が自分の中で盛り上がってきます。
大会主催者の1310 KF WORKSの三枝さん、株式会社MORE代表の太田さんお疲れ様でした!
また次回大会楽しみにしております。