3Dプリンターでシーバス用小型リップレスミノー作ってみた!

シーバス用のミノーを久しぶりに製作してみました。

今回は、小型のミノーということで、リップレスタイプの某ミノーを参考にしつつ、それだけでは何もおもしろくないので、新たなギミックを試してみることにしました。

マグネット式の・・・

新たなギミックを試してみようということで、今回チャレンジするのはマグネット式重心移動です。

なぜ急にチャレンジしてみようとなったのかというと、増税前に流れに乗り遅れるなという感じで必要もないのにひたすら買い物をしまくっていたのですが、自作用の材料として、磁石を大量に購入しておりました。

それを適当に弄っていたところ、タングステンウェイトに磁石がくっつくことを偶然発見( ´∀`)

タングステンマグネット式重心移動って普通に作れるのか!とテンションが上がり、勢いで作ってしまったという経緯です。

モデリング

今回は、以前練習で作っていたデータを流用して、短時間でお手軽にモデリングしています。

76mmのリップレスミノーです。

どこかでみたようなデザインですが、気にしては行けません。

一応サイズは1mm違います笑

マグネット式ですと、ウェイトを動かないように固定するための段差が必要ないので、モデリングがものすごい楽ですねー。

組み立て

アイはヒートン式を採用。

マグネットとウェイトはどうやって中に入れてるの?

こんな感じで入れています。

フロントフックアイのパーツを別パーツにして、その別パーツにマグネットを取り付け。

ボディの穴からウェイトを入れて、フックアイパーツで塞いじゃう形の方式にしました。

これなら組み立てが簡単になります。

磁石の仕様について

重心移動の磁石は、ネオジム磁石を使用しています。

ただし、タングステンの磁力が弱いため、ある程度磁力の強い磁石が必要になります。

twitterのフォロワーさんに教えてもらったところによると、タングステンの成型ウェイトは、タングステンとコバルトを焼成したもので、コバルトの磁性によって磁石にくっつくのですが、磁力が弱めなんですね。

ネオジム磁石のN40というものはダメ。

N52というものは、Okのものとそうでないものがありました。

中国製の安物はダメなものが多く、日本の会社から買ったものは、使えるものがほとんどでした。

ただし、磁力が強いので、フックがボディに写真のようにくっついてしまいます。

泳がせると自然に外れてしまうので、問題はなさそうですが、くっついてるとちょっと気になりますね笑

重心移動

先日青物を狙いに行ったときに、ついでにテストしてきたのですが、ちょうどよい感じの磁力で、キャスト時に気持ちよくカチッと外れてくれます。

内部構造について、ウェイトルームのクリアランスを変えたものを二種類作ったのですが、余裕をギリギリ(コンマ2~3mm程度)に作ったものは、最初はウェイトの動きが悪かったですが、キャストしているうちに、内部が削れてちょうどよい感じになりました。

クリアランスに余裕を持って作ったものは特に問題なしでした。

3Dプリンターは精度があまり正確ではないので、コンマ2~3mmの余裕を持って設計しておく必要がありますね。

まとめ

3Dプリンターで、シーバス用小型リップレスミノーを作ってみました。

マグネット重心移動を初採用してみたところ、かなりよい感じに作ることができたので、設定をさらに詰めて、こいつでシーバスを釣ってやりたいと思います。

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