第一回3Dプリンタールアーオフ会シーラ編に参加してきた!【前編】

3Dプリンタールアービルダーの参加するオフ会、シーラのオフショアキャスティングに参加してきました。

3Dプリンターで作ったルアーでシーラを釣るというイベント、シーラ用の大型ルアーは作ったこともない、しかもシーラ釣り自体が初挑戦、はたして結果はどうだったのでしょうか。

事の始まり

今回のイベントに参加したのは、3Dプリンターで作ったルアーを使ってアマゾンなど色々なところで色々な魚を釣りまくっているTamaさんが主催されたイベントで、Tamaさんからお誘いを受けたことがきっかけでした。

3Dプリンターで作ったルアーでシーラを釣るということで、そもそもシーラを釣ったこともなく、シーラ釣り自体やったことがないのでまずはどうやってルアーを作るかということからスタートすることになりました。

どのようなルアーを作るか?

まずは、どんなルアーを作るかというところが問題です。

とりあえず、青物を釣るということで、自分がやったことのあるジャンルであるショアからのサゴシ、ハマチなどの青物狙いで使っているペンシルとポッパーを参考にルアーを作ってみることにしました。

ソルトルアー用の大型ルアーを作るのは今回が初めてであり、さらに一つ大きな問題立ち塞がることになりました。

3Dプリンターの出力サイズが足りない・・・

私のプリンターは数年前に購入した廉価なモデルで、出力サイズが小さく、10cm四方のものしか出力できません。

シイラ用の大型ルアーは、12~15cmとサイズが大きく、そのままではルアーを出力できません。

また、強度が必要なため、貫通ワイヤーを採用するとなると一体型のボディでは作るのが難しいため、一般のルアーと同じモナカ方式で作る必要がある・・・という問題が出てきました。

私の作っているルアーは一体成型のボディでこれにヒートンやエイトカンを挿して作る方式なのでこれでは強度不足になる恐れが高いです。

実はこれは、ルアーを作り始めた当初からどうにかしたいと思っていた問題で、シーバス用のルアーも大型のものが作れず、これを解決するための方法を以前から考えておりました。

そこで、いままでに考え付いたアイデアから、実現の可能性が高そうな案を基にルアーの設計を行ってみることにしました。

分割出力

これが、設計したルアーのデータです。

13cmのダイビングペンシルと12cmのポッパーです。

ここで、このモデルを3Dプリンターでどう出力するのか。

ズバリ、出力のサイズ制限を解決するため、ボディを前後に分割することにしました。

内部の貫通ワイヤーによるフレームを作り、前後のパーツで挟み込む方式です。

浸水しないように、フレームの端部には3Dプリンターでプリントしたパーツをはめ込み、前後のパーツにすっぽり収まるように設計しています。

これにより、出力サイズの小さな3Dプリンターで大型のルアーを作ることができました。

この辺の細かい部分については、後日別記事で紹介しようと思います。

時間がない・・・

ルアーを作りはじめたのが、2週間前。

すでに時間がほとんど残されていない状況です笑

しかし、オフショアルアーの自作ルアーってリアルフィニッシュというかアルミやホロシートを貼ったりしたかっこよいルアーが非常に多い。

私もせっかくなので、そういうリアルな感じのものを作りたいっ!!というのがありました。

しかし、休日は釣り笑、平日は仕事とあまり時間が取れません。

ということで、手間を掛けずになんとかリアルな感じのルアーに仕上げることができないかと頑張ってみました。

ルアー完成!

ルアーの設計を始めて、大会の前日というギリギリの工程でなんとか完成したのがこちら。

どうでしょうか。まあなんとかリアルフィニッシュといってもギリギリ大丈夫なルアーになったかなと勝手に思っています。

ホロシートを貼って、ブルーとピンクのリアルカラー?にしてみました。

3Dプリンターで出力したまま、作業時間に余裕がないので、表面処理も一切せず、コーティングと塗装をしただけです。

その割には、ましな見栄えになっているかなあと思います。

この辺の作業の詳細についても、また後日別記事でアップしたいと思いますので、特に誰も興味ないとは思いますが笑、暇な方は見てやってください。

タックルの準備

また、当然オフショアキャスティング用のロッドなど持っていませんので、ロッドを新調。

ダイワのブラストのC71MLS・Vというシイラなどの中型青物用のモデルを購入。

リールは、手持ちの18カルディアLT5000-CXHを使用することとし、替えスプールを用意して、PE2号+リーダー40ポンドを装着。

フックやスプリットリングなどを自作ルアー用に買い揃え、フックはバーブレスということでペンチでかえしを全部つぶし・・・、ルアーを作りながら諸々の準備をなんとか前日までに済ませることができました。

フックは太軸のST-56を用意しました。

ルアーも、メルカリで中古のルアーをまとめて購入して準備!

自作ルアーメインでいきたいとは思いますが、市販のルアーも投げてみて、どんな動きなのか確認して今後のルアー作りに役立てていきたいと思います。

ちなみに、ツイッターを見ると他の参加者の皆さんも同じくギリギリまでルアーを製作しており、みんな同じで安心しました笑

バタバタで釣り行く前に疲れてしまいましたわ。

まとめ

3Dプリンタールアーで釣るシイラ釣りに参加することになり、ルアーを作ってみました!!

次回は、実釣編になります!

さてさて、どうなるのか?

後編に続きます・・・

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