今回は、3Dプリンターを使った自作釣具ネタです。
管釣り用で使われるカウンター用のマウントを3Dプリンターを利用して作ってみました。
カウンター
そもそもカウンターっていうのは何?という方もいると思いますので説明しますと、こんな感じのものです。
ようは釣った数をカウントするもので、ホームセンターなどに売っています。
100均ショップなんかでも売っていますね。
管釣りで釣果をカウントするのに使っているのですが、タックルボックスなどに固定することが難しく、リング部分にカラビナを付けてボックスにぶら下げていたのですが、車の中で引っかかって壊れてしまったりなど使い勝手が悪く最近は使っていませんでした。
ということで、3Dプリンターを使用してボックスやバッカンに取り付けられるようにマウントを作ってみようということをかなり前に思いついていたのですが、ずっと放置していました笑
今回、重い腰を上げて、やっと実現しましたので製作したブツを紹介します。
3Dモデル
3DCADで作ったモデリングデータがこちら。
組立て
カウンターのネジを外して、上部についている不要なリングを取っ払います。
カウンターのタップネジをそのまま流用して、3Dプリンターで出力したパーツにカウンターを取り付ける方式を採用。
3D出力したパーツとカウンター、その他部品を組み立てたものがこちら。
カウンターの把持
カウンターをボックスやバッカンに取り付ける把持部の機構ですが、当初は3Dプリンターで製作しようとしておりました。
しかし、製作途中でふと閃いて市販の部品を使用することとしました。
ずばり洗濯バサミです。
家で洗濯ものを干すのに使っていたセリアの100均洗濯バサミを流用しています。
これを2つセットして、把持する機構としました。
洗濯バサミと本体との接続はボルトナットを使用。
使い方
タックルボックスにこんな感じで取り付けることができます。
洗濯バサミを使っているため、厚さがある箇所にも取り付けることができるので、写真のようにタックルボックスのパイプの部分にもセット可能です。
カウンターを使うときは、写真のようにリングが付いてた出っ張り部分とカウンターのボタンを挟むようにもって押して使います。
そのため、把持部とカウンターの間に指がはいるようにスキマを設けています。
この隙間があることにより、バッカンでは蓋をかぶせた状態でも使用することができます。
まとめ
管釣りで使用するカウンターをタックルボックスやバッカンに取り付けることができるマウントを3Dプリンターを利用して自作してみました。
しばらく使ってみて、問題点が出たら改修しつつ完成を目指していきたいと思います。
数取器 4桁 手持ち(カウンター)4色セット(赤、青、黄、黒)度数計