GW前頃から、関西方面でチヌが好調という情報が入ってきており、もやもやしておりました。
GWは、九州に行っており、道も渋滞しているということもあって関西へは行かず。
GW後もいろいろあってお預けになっておりましたが、重い腰を上げて釣り友のよっ氏さんと一緒に関西遠征してきました。
事前の情報では、釣れまくり状態から一服してだんだん落ち着いてきて釣れなくなってきた・・・という情報が流れてきておる中、果たして令和初チヌを拝むことはできたのでしょうか?
どこに行くか?
今回、遠征先の候補として、現在好調という噂の北港と尼崎フェニックスの2つのどちらかにしようとしておりました。
しかし、行くことをしばらく前に決めてから、段々と状況が落ち着いてきたという情報が入ってきました。しかも両方の釣り場で。
まあ、自然相手ですからそれはしょうがないことですけどね。
しかも、前々日にはかなり状況が厳しくなってきたという話まで・・・
となると、この2つの釣り場に行く場合、渋った時にチヌが逃げ込む先であるスリットで釣る必要が出てくる公算が大きくなってきたということになります。
状況を鑑みて、2つの釣り場ですと、尼崎に比べ北港スリットの方が当然広大なスリットが延々と広がっていることから、状況が悪くてもなんとかなりそうな北港に行くことになりました。
北港スリット
1時によっ氏さんの家に行き、出発。
朝5時の一番船に乗って出撃しました。
場所はレーダーを選択。
現地に到着して水面を見ると、超スケスケ笑
かなりやばい状況でいきなり不安になる展開・・・
エサを現地で採取しようとしましたが、満潮でうまく取れずに困っていると近くにいた方が分けていただきました。ありがとうございました。
タックル
ヘチタックル、ガマカツの銀治郎をつかいました。
ラインはヘチフロロを使用。太さ違いのハリス部と道糸部が一体になったこのライン。
ハリス部2号、道糸部2.25号のもので、いままで使ったものより一段階アップさせています。
竿:へちさぐり銀治郎270MH
リール:BJ85レッドチューン
ライン:サンラインヘチフロロ 2/2.25
ヘチ・ライン【サンライン】黒鯛ISM ヘチフロロ Next Gen. 100m
朝一のモーニングタイム
準備が終わり、釣りを始めようとしたところで先ほど餌をもらった方が竿を曲げていました。
スケスケでも釣れるようで一安心!
朝一は矢板方面に向かって釣ってみることにしました。
エサは、イガイの団子。いただいたエサが小さ目のサイズで一枚貝ではちょっと厳しい大きさだったので。
とりあえず、外側や壁に落としてみますが、反応なし。
これだけ透けていれば、スリットの中がメインになるでしょうということを確認。
たまーに見えチヌがいるのも合わせて確認。
次にスリットの中にエサを入れて通してみると、コツっとバイトがありました。
エサを見るとかじられておりました。
ただバイトは小さめでスケスケなのもあって神経質な感じ。
人影がスリットにいるチヌに見えないように静かに近づいて、できる限り手前から手を伸ばしてスリットに餌を届けます。
これ、手を伸ばした変な体制になって、ちょっと怪しい釣り師に見えるのと、めっちゃツラいのが欠点ですが笑、これがかなり大事でこれをやると得られるバイト数が格段に伸びます。
スケスケはステルス釣法。
外側からエサを入れて、良い感じに吸い込まれたところで、エサが入っていかなくなりました。
そっと竿先で聞くと、オチヌ様がもぞもぞやられておりました・・・。
少し間をおいて、一気に合わせて引きはがします。
一発で外に出すことができ、半年ぶりにチヌでしたが、スムーズにやり取りでき無事ネットイン!
令和初チヌいただきました!
こんなパターンで、朝一のちょい高活性モードが続いているうちに3枚確保できました・・・。
渋々モードへ
しばらくすると、アタリが出なくなりました・・・
それでも、同じ要領でスリットを狙っていると、たまーにアタリがあります。
大分プレッシャーがかかってきたので、次は、人が少ない場所を見つけて移動して攻める作戦。
人がいない場所に行って、スリットを丁寧に外と内から攻めると、ガツンと竿を持っていくバイト!
・・・という感じで拾っていくしかないようです。
10時頃1枚つってまた沈黙・・・
昼前に昼食をとろうとベースに戻る途中で、もう一枚なんとか掛けて午前の部は終了でした。
写真を撮ろうとしたら、いきなり暴れ出して海へお帰りになられたのですが、針が付いたままだったので、とっさにタックルを掴み、チヌが落ちて行った際にラインブレイクして、タックルが海に沈んでいくことは回避できました・・・
去年、実はスマホを魚が暴れた際に北港に落としているのでその時の経験でとっさに動けたので良かったです笑
北港はこれが怖いですよね・・・
・・・
8時30分から11時半くらいまでに2枚追加で、午前の部は5枚で折り返しでした。
よっしさんは四枚。新タックルのリンユウサイを使ったものの、柔らかくて魚がスリットから出てこずラインを切られるという想定外のアクシデントがあり、当初は数が伸びなかったものの巻き返してました。さすがうまいっす。
午後の部
午後は、干潮からのスタート。
3時くらいまで全くアタリなしの厳しい状況。
よっしさんはそれでも単発ですが釣っていましたね。
とりあえず、矢板方面へ行けるだけ行ってみて戻ってくる作戦。
4時ごろ、すこしずつ活性が上がってきて、スリットでバイトが得られるようになってきました。
午後は、午前とは逆でスリットの内側から入れると多くアタリがもらえました。
太陽の向きとか潮流の具合で変わるんだと思いますけど、北港歴浅いので、詳しいことはわかりません笑
そのへんわかってくると効率よく釣って釣果をかなり伸ばせそうな感じがします・・・。
相変わらず、スケスケなのでステルス釣り必須でした。
次の日に北港で大会が開催されるということで、参加する人が午前中に帰ってしまったようで、人が少なく見えチヌがあまりナーバスになっていなかったのも良かったと思います。
ポツリポツリとアタリがもらえて、4時から6時で5枚獲ることができ、計10枚。
なんとかギリギリつぬけ達成することができました。
久しぶりの北港で仕掛け投入時に岸壁に針を引っかけたり、やり取りがぐだぐだで、無駄にラインを擦って傷つけたりしていたのですが笑、ヘチフロロは通しのラインなので、ライン交換が傷ついた部分を切るだけで済むため、仕掛け交換の時間を短縮できて数を伸ばすことができたと思います。
まとめ
大阪北港スリットに、遠征して令和初チヌを無事ゲットすることができました!
釣果も渋い状況でしたが、なんとか10枚とつ抜けを達成することができ一応満足の釣行となりました。
関西遠征すると、10枚で一応満足になってしまうのが良くないですね笑
チヌ落とし込み釣りもこれで本格始動、地元はまだまだだめなので、しばらくは関西に遠征していくことになるのかな・・・
ということで、落とし込み今年もやりますよ~!