管理釣り場で使われるルアー。
スプーンとクランク、ミノーが三大管釣りルアーでしょうか。
一般的にはスプーン、クランクは頻度が高いものの、それら2つと比べてミノーは使用頻度は低めのちょっと目立たない存在。
私もミノーについては、使用頻度は低いですが、実は結構重要な立ち位置を占めており、釣果はむしろ使用頻度の割りに多いです。
使い方は、やはりハイフローティングミノーのマジックジャークですね。
渋い状況で、魚を絞り出せるアピール力で、スプーンやクランクで反応がなくなったときや、スプーンやクランクとのローテーションでも威力を発揮します。
毎回ミノータックルは必ず持ち込んでおり、渋いときに助けてくれる助っ人的存在ですね。
ということで今回は、ハイフローティングタイプのミノー、マジックジャークで使用するタイプのミノーの使い方についてです。
目次
使用しているミノー
ザッガー50F1
使用頻度が一番高いミノーです。
マジックジャークの定番ルアー。
軽くて飛距離が出ないという欠点がありますが、それを補ってあまりある釣果をもたらしてくれる鉄板ルアーですね。
アクションは誰でもコントロールしやすく、それでいてイレギュラーな動きもさせやすくミノー初心者でも使いやすい。
少しだけ遅めの浮上速度がスレたマスによく効きます。
ダブルクラッチ45F1
最近人気急上昇のミノー。
ダイワのルアーですが、ザッガーと同じハンクルによるチューンが施されています。
ザッガーの唯一の欠点である飛距離を改善しており、小型サイズにも関わらず飛距離が稼げます。
アクションはザッガーより少し強めの動きで、浮力も高く少しだけアピール強めの設定になっており、活性によってザッガーと使い分けしています。
飛距離が必要なときは、ダブルクラッチ、それ以外は魚の反応を見ながらどちらか釣れる方を使う、もしくは両方をローテーションしています。
スティルエリアチューン
ザッガーやダブルクラッチで反応が芳しくない時に使っています。
これもマジックジャークの定番ルアーですね。
ただ、飛距離が悲しいまでに出ないため風が吹くと厳しい、ラインも細糸必須とタックルを選ぶため、ちょっと使いづらさがある、初心者向けではないルアーではあります。
アクションは、タイトな少し控えめな動きでまさに小魚って感じのアクション。
ボディとアクション両方小さいので、アピール控えめで、ザッガーとダブルクラッチでひととおり釣った後、反応がなくなってきたところでだめ押しローテとして投入しています。
1.3gと軽量なので、マイクロスプーンタックルでも容易に扱えるのはよいところ。
ザッガー65F1
大型のミノーで飛距離が出るため、沖の魚を狙い打つ用ミノー。
大型のエリアなどで沖の魚を狙うときや、向かい風で飛距離がでないときに登板しています。
サイズは大きくアピールは強いですが、意外に小さなマスも連れてきてくれます。
小さなザッガーより潜航深度が浅いので沖の上層のレンジにいる魚を獲るのに使いやすい。
この他に大型ミノーとしてはダブルクラッチ60F1なども使用しています。
ダブルクラッチ60F1はまだ使い込んでおらず、紹介できるレベルにありませんので省略します笑
カラー
自分が使っているハイフローティングミノーのカラーは以下の三種類。
地味系
管釣りで効くカラーはといわれればやはりペレット系をはじめとした地味系カラー。
ミノーって弱った小魚をイミテートしていて・・・というルアーではあるんですが、管釣りのペレットで育ったマスにはやはりペレット系などの地味系カラーが一番効果があります。
アピール系
派手なカラーでアピールさせる場合とサイトフィッシングする際に透明度が低めでルアーの位置が視認しにくいときに使用します。
サイトでルアーを食ってくるところを確認できると、ショートバイトを掛けにいけるため、釣果が跳ね上がることがよくあるので、場所によっては派手系ばかり使うこともあります。
シルバー
魚の食性を刺激して食わせる釣りなので、小魚を模したシルバー系カラーも釣れます。
これも、地味系カラーと同じ食わせの色だと考えています。
アクション
ストップアンドゴー(デジ巻き)
リール3分の1から2分の1巻きしてポーズを繰り返します。
一番大事なのは、食わせの間を作ること魚のスイッチをいれること。
時折、早いテンポの巻きや強めのリーリングを織り混ぜて、魚のスイッチを入れて追ってこさせるのが大事だと思います。
そして、バイトはポーズ中に集中します。
ミノーが浮上する動きがマスにアピールするんです。
なので、ここぞというところで、ほんのちょっとだけ長めのポーズをいれて食わせの間を作る。
ただし、やりすぎは厳禁。一定のリズムのアクションが魚をすれさせないので基本となります。
ジャーク
ジャークしてポーズを繰り返します。
ジャークの幅や強さは、強いアクションが良いときもありますし、優しく竿を煽るような感じが良いときもありますので、その日の状況で使い分けます。
ジャークの場合も、バイトは浮上時。
ピタッとしっかりきっちり止めるのがバイトを得るのに大事だと思います。
トゥイッチ
ジャークとトゥイッチって明確な区別があるんですかね。
自分的には、大きく動かすのがジャーク、チョンチョンっと小さく動かすのがトゥイッチですね。
トゥイッチの場合は、数回連続でアクションさせて、ポーズを繰り返します。
その他
アクション後のポーズの時は、竿先を操作して、ラインにテンションを少しかけてあげます。ラインテンションを掛けると垂直に浮上するようになるのですが、そうするとなんでか知りませんが食いが良いです。
水平フォールだと魚が食ってくるの逆バージョンですかね?
テンションが掛かってるとアタリも分かりやすくなることもあって、これをやると釣果がアップします。
雑誌やネットのマジックジャークの解説で必ず言われていることですが、これは素直にやった方が良いと思います。
もうひとつは、レンジを意識すること。
浮上時に食ってくるので、上棚で反応することが多いものの、食ってくるレンジをしっかり見極めるとさらに釣果がアップします。
これ以上浮上すると見切って食わないとか、あまり下の棚まで潜航させると反応悪いとか。
ポーズが短すぎるとどんどん潜っていきますし、逆は浮いてきます。
ジャークを大きくすると潜りますし、逆は浮いてきます。
魚が追ってくる棚をうまく通すことのできるアクションとポーズの組み合わせ。
アクションとポーズの組み合わせを魚の反応とレンジの両方にうまく合わせることで釣果がさらに伸びるということです。
まとめ
今回は、みんな大好きマジックジャーク用のミノーについてでした。
まだ使ったことのない方はぜひ一度使ってみてはどうでしょうか?
マジックジャーク無しではいられないようになりますよ!