ここのところ、ハイペースで管理釣り場に通って練習をしております。
十年以上管釣りを続けていると、さすがにただ管理釣り場に通うだけだと、いい加減飽きてしまいます笑
たまには、遠征でもしつつ普段と違う刺激を味わいたいということで、ハーブの里フィッシングエリアで開催される大会に挑戦してきました。
目次
ハーブの里フィッシングエリアの大会について
ハーブの里フィッシングエリアで普段開催されるローカル大会は、メーカーのワンメイク大会ではない場合は、基本的に『何でもありの大会』です。
スプーンのサイズ制限やフロントフックの制限もなく、自作ルアーも使用可能。
普通の大会は、市販ルアーしか使えなかったりしますね。
つまり、ここの大会は、自作ルアーである3Dプリンタールアーを使うことができる大会なのです。
大会という極限の状況で3Dプリンタールアーを使うということは、これ以上ないくらいの素晴らしいテストの場になります。
釣れる釣れないという点が、残酷に示されますので。
つーことで、今回は、市販のスプーンと3Dプリンター製クランクとミノー縛りで大会に参加することとしました。
ハーブの里フィッシングエリア
夜中の3時過ぎに家を出て6時半到着。
朝食をとって、準備して受付けを済ませますが、めっちゃ眠いです。
タックル
今日は4セット用意。
クランク用のスワンドライブにPEをセットしたのですが、これが誤算でいきなり戦略を変えることになり・・・苦戦する要因になってしまいました。
ミノー用
センシティブ + 17セオリー2004 + PE2.5ポンド
クランク用
スワンドライブ + プレッソ2004 + PE2.5ポンド
スプーン用
トラストUL + ルビアス2004 + フロロ1.5ポンド
トラストXUL + 07ルビアス2004 + エステル1.5ポンド
自作ルアー
以下のルアーを投入。
スリクラ35DR
スリクラ28DR
スリクラニョロ45
スリクラニョロ60
スリクラニョロ70
スリクラシャロー40
これに加えて、製作中のルアーのうち新たに調整が完了したルアーを2種用意しました。
ミノーは前日になんとか調整が終わり、ギリギリ間に合いました。
スリクラニョロ62・・・ロール系アクションのニョロ系クランクです。
3Dミノー52F1・・・ザッ○ー50F1っぽいミノーです。
大会
1ラウンド15分で、全10ラウンドを1対1で勝負します。
勝ち3点、引き分け1点、負け0点で合計点を競います。
上位半分に入ることを目標としました。
今回は、ニジマス7割、銀鮭3割が前日に放流。渋くなってきたら、銀鮭をミノーで狙って数を伸ばしたいところです。
試合開始とともに雪が降りはじめ、手がかじかんでルアー交換が大変でした。
前半戦
第1Rは放流狙い。
ドーナ2.5gオレキンをキャストして、活性の高い魚を拾っていきます。
ドーナで最後まで押し通しますが、途中反応がなくなり、引き分け。
第2第3Rは、アキュラシー0.9gとスイッチバックスプーンのローテ、スリクラ35DRを投入しました。
スプーンを中層をとおして、手前にたまっているマスをぽつぽつ拾っていきました。
また、スリクラ35DRを少し早めに巻いて活性の高いマスを取っていきました。
引き分けになりそうだったため、パターンを掴むために、最後の数分間、少し我慢して各クランクを投げて反応をうかがっておきました。
しかし、数が伸びず引き分け止まり。
第4、第5ラウンドは、バイトのあったスリクラニョロ70とスプーンのローテ、スリクラニョロ70を見切られたらスリクラニョロ60にチェンジしてなんとか勝利することができました。
しかし、クランク用のロッドのPEラインがアタリをはじくため、ほぼスプーン用のタックルのみで釣ることになりってしまいました・・・
後半戦
後半戦以降は、スイッチバックスプーンにアタリが出なくなったので、代わりのスプーンを探す時間が無いと判断して、アキュラシー0.9gのみで押し通しました。
第6Rでは、3Dミノー52F1を使ってみると、好反応で一気に4連発して勝利。
ザッガーに比べ、飛距離が出るため、沖の竿抜けポイントに残っていた銀鮭を取ることができました。
第7、第8Rは、アキュラシー0.9gで攻めるも、ショートバイトやバラシに悩まされ、結果クランク中心に。
スリクラニョロ60、70で反応が出なくなった魚をさらにスリクラニョロ62で絞りだしつつ、浮き気味の魚をスリクラシャロー40でとっていきました。
しかし、引き分けに持ち込むのがやっと。
第9Rでは、バラシ2連発で負けてしまい、第10Rを引き分けにギリギリ持ち込み終了。
途中、雪が雨に変わり、体が冷え、特に手ががちがちに冷えてしまい、リーダーを結び直すことすら億劫で、ルアー交換すらきつくなってきたのにはまいりました。
結果
なんとか、上位50%にギリギリ入ることができ、目標達成することができました。
自作ルアーでこれだけ釣ることができた、大会でもなんとか通用したことでルアーの性能がある程度のところまで行っていることを確認することができました。
課題は、この時期はやはりボトムや縦で釣っている人が多く、釣果の多くをボトムでとっている人もいる状況であり、ボトム用ルアーの製作の必要性をかなり感じました。
一応、バイブなどを試作しているのですが、まだ大会で使用できるレベルに達していませんので今後試作を重ねていきたいと思います。
ボトムルアーが揃えばなんとかプラグについては、自作ルアーだけでローテができるようになりそうですので、今後はボトムや縦7ルアーに本腰を入れていかないといけないですね。
大会終了後
大会が終わったら、今回2位入賞のトラキンエキスパ経験者のS先生にルアーを使ってもらって、指導をいただき、ルアーの改良に非常に有益なアドバイスや最新のルアーやテクニックを教えてもらい、14時過ぎに早めの納竿とし帰路につきました。
↓自作ルアーについて指導をいただきつつ、釣ってもらいました。
一瞬で使い方を理解して釣るのはさすがというほかありません。
まとめ
今回は、ハーブの里フィッシングエリアの大会に3Dプリンタールアーを握りしめて参加してきました。
今後も、定期的に大会に参加して自分の腕とルアーの性能を磨いていこうと思います。
本日のMVL
アキュラシー0.9g
大会中、優勝したIプロが使用してバコバコ釣っていたスプーン。
私も、途中使っているルアーを盗み見てすかさず使ってみましたが、渋い状況でも魚に口を使わせることができました(私の実力ではバラシが多いですが)。
スローでもしっかり動き、魚にプレッシャーを与えないアクションは渋い状況で良く効きます。