管釣り用のリールとしてダイワのスピニングリールを使用している方は2004サイズのリールを使用していることが比較的多いと思います。
2004サイズのスプールですと、糸巻き量が以下のようになっています。
ナイロン3lb-140m、4lb-100m
ナイロン3ポンドが140m巻けるキャパがあるため、例えば、2ポンドのナイロンラインのような細糸を巻こうとすると、かなりの量を巻くか下糸を巻くことになります。
大量のラインを巻けば不経済ですし、下糸巻くのもいちいち面倒ですね。
そこで今回は、細糸を巻く際に下糸を巻かずにすむ簡単な対処法について紹介したいと思います。
(現行のLTシリーズではできるかは確認していませんのであしからず・・・)
エコノマイザーシール
ズバリこのエコノマイザーシールを使います。
このエコノマイザーシールは、初代プレッソ用に用意されていたもので、旧TD-Z系のリールに適合しているものです。
浅溝スプールである2004スプールをさらに超浅溝仕様にできます。
値段は1枚300円と非常にリーズナブル!
シールを貼ったあとのラインキャパは以下の通りになり、下糸を巻かずにすむようになります。
2lb-100m,2.5lb-75m,3lb-60m
このままでは現行のRCSスプールにセットすることはできないのですが、シールにちょっとした加工を行うことで、RCSスプールにも取り付けして超浅溝仕様にできるんです。
エコノマイザーシール取り付け方法
加工方法はズバリ、写真のように切断するだけ。
実際にはここからもうちょっとだけカットして幅を狭くして貼りつけています。
切りすぎないように実際にスプールに合わせてみながら切っていけば良いと思います。
糸を巻くと押さえつけられてシールが少しだけ伸びるので、幅ギリギリで押し込まないと貼れない位だと歪んでしまいますので注意!
安いものなので、失敗したときのために予備を買っておいても良いと思います。
シールが剥がれないようにスプールの汚れを丁寧に拭き取ります。
手の油とかをきれいに拭き取っておくと剥がれにくく良いと思います。
ラインの結び目を入れる溝の部分がちょうど一致するようにシールを張り付けます。
シールの長さがちょっと長いので最後にカットして長さを合わせてジャストフィットするようにします。
これだけで完成です!簡単ですね。
ラインを巻くと・・・
ラインを巻いてみたのがこちらの写真です。
クリアーのラインだと写真のように、プレッソのロゴが下からうっすら透けて見えるようになります。
デザイン的にもカッコ良いんではないでしょうか?
まとめ
RCSスプールに旧TD系に対応したエコノマイザーシールを貼り付けて超浅溝仕様にする方法の紹介でした。
下糸要らずで、貼り付けも取り外しも簡単で非常に便利ですよ。
細糸を使用されている方一度お試しあれ。