今シーズンヘチ釣りで新たにフロロカーボンラインを使用しています。
今まではナイロンをメインで使用しておりまして、はじめてフロロの道糸を使ってみました。
使用したラインは、SUNLINEの黒鯛IZMヘチフロロです。
このフロロカーボンラインの使用感についてレビューしてみたいと思います。
目次
SUNLINE黒鯛IZMヘチフロ
最近話題?のフロロカーボンラインです。
最大の特徴として、透明部分にカラー部分のマーキングがあるのですが、透明部分がカラー部分と比較して一段細くなっていることがあげられます。
つまり道糸とハリスが一体化されている構造になっているんです。
カラー部分が10センチ、透明部分が40センチの構成となっています。
特徴
ハリスを使用する必要がない
上述した、透明部分が一段細くなっている構造によりハリスを使用せずそのまま通しで使用できます。
これにより、ハリスを結束する必要がないため、仕掛けの準備に掛かる時間を短縮することができます。
私は針にカン付きグレ針を使用しています。
カンにユニノットで結束することでさらに時間を短縮することができるためおすすめです。
糸を竿に通して針を結ぶだけですので非常に楽です。
マーキングの視認性が良好
フロロカーボンは基本的に透明なものがほとんどで、カラーラインはあまり発色が良くないものが多いですが、このラインはカラー部分の発色が良好で視認性が非常に良いです。
落とすときにどれだけ落としたかが視認できることはヘチ釣りでは非常に重要ですから、写真のとおり蛍光カラーになっていて視認しやすく、棚を刻みやすいです。
張りがありながらトラブルが少ない
使ってみて一番意外だったことですが、フロロカーボンラインはナイロンに比べ硬く、糸ぐせがつきやすいのですが、このラインは適度な固さで張りがありながらトラブルが少ないです。
フロロはトラブルが多いという先入観を覆すラインでした。
ただし、太い部分と細い部分の張りが異なるため、落とすときに違和感があるというかたまに落としにくいと感じるときがあります。
メーカーホームページでは『太い部分で抵抗を与え仕掛けの沈降速度をコントロールする』と書いてあるので、うまく扱えれば逆に優れた特性であるのかなとは思います。
私の実力ではそこまで使いこなせていないということですね。
感度が良い
ナイロンラインに比べ、当然ですが感度がよいです。
あたりがよりはっきり伝わってきます。
ただし、状況が厳しい時にあたりを弾くことがあるため、ナイロンと使い分ける必要があると思います。
万能なラインはないということですね。
価格が高い
ナイロンラインと比較すると、価格が高めです。
ちょっと高いですが一度使ってみる価値はあると思います。
まとめ
話題のヘチ釣り用のフロロカーボンラインのSUNLINEの黒鯛IZMヘチフロロ。
ちょっと癖のあるラインですが、ハリス要らずで仕掛けの準備が簡単、フロロでありながら視認性良好、感度も優れていると他にはない特性を持つラインですので一度試してみてはどうでしょうか?