管理釣り場の釣りは簡単なようでいて、結構奥が深いというか、魚をあの手この手を使って釣る必要があったり、状況を的確に読んで、状況にあった釣りを展開する必要があったりとなかなか難しい釣りだといえます。
私も、初心者は卒業したという自覚はありますが、自称万年中級者というような実力で、なかなか上達しないまま、ずるずると続けているという感じですね(-_-;)
ということで、今回は、管理釣り場の釣りを上達させる方法の一つとして、『大会への参加』を取り上げていきたいと思います。
目次
管理釣り場の大会とは
各地の管理釣り場では、定期的に大会が開催されております。大会は大きく分けて、2種類あります。
管理釣り場ドットコムやトラウトキング選手権は、全国各地の釣り場で開催されている大きな大会で、トラウトキング選手権は、予選大会があり、勝ち抜くと全国大会まであるような非常に大きな大会です。
また、そういうようなものとは別に各地の釣り場でローカルトーナメントが開催されており、全国規模の大きな大会とは違い、釣り場ごとの独自のルールで運営されており、かつアットホームな雰囲気の大会が開催されております。
・管理釣り場ドットコムやトラウトキング選手権といった全国規模のトーナメント
・各地の管理釣り場のローカルトーナメント
まず大会に参加するなら・・・
まず、大会に参加するなら「各地の管理釣り場のローカルトーナメント」に参加することをお勧めします。
特に、自分が通っている管理釣り場で大会が開かれているなら、ぜひ参加してみてください。
大会に参加するメリット
なぜ大会に参加すると良いのか?そのメリットを説明します。
上級者の釣りを間近で見ることができる
上級者がどんな釣り方をしているのか?、どんなルアーを使っているのか?ということを協議に参加することで、間近で見ることができます。
また、大会によっては、大会中に釣った魚をカウントする審判を交代で担当する大会もあり、その場合、後ろでじっくりと観察することができます。
雑誌に出てるようなテスターレベルの人と試合できたりしますので、隣で釣りをするだけでも非常に多くのことを学べます。
釣っている様子を間近で観察することで、例えば、タックルの構成や合わせ方、竿のポジション、バラさない竿の捌き方やネットの使い方など、非常にためになる情報を得ることができます。
ネットを地面に置いている位置とかそんな些細なことでも、上級者は非常に気を使っていたりするというのがわかると思います。
また、ローカルのアットホームな大会だったら、各ラウンドの休憩の時に、「どんなルアーで釣っているのか?」「ラインは何使っているんですか?」とか休憩がてら色々質問したりもできます。
また、これが結構良いと思う点なんですけど、「釣れるルアー」の情報というのを仕入れることができるんです。大会で人より一匹でも多く釣りたい人の集まりなんで新しく出たルアーなどで釣れているルアーなどの情報を知ることができるのは非常にありがたいです。
また、大会で知り合った方と話すようになって、その後、釣り方を教えてもらったりと関係が広がることもありますよね。
一連の状況が変化する中での対応方法が学べる
大会は、基本的に朝一で開始して、昼頃まで釣りをすることが多いと思います。
朝は事前に放流が行われており、最初は放流魚を狩り、だんだん魚の反応が落ちていく中で魚を絞りだしていくという流れになります。
大会では、一斉にエキスパートがルアーを投げ込みますので、どんどん魚がすれていき、一筋縄ではいかなくなってきます。
そんな厳しい状況の中、上級者は涼しい顔でありえないくらいの釣果をたたき出します。
まず、放流魚を狩る時はどんな釣り方でどんなルアーで釣っているのか?
放流魚が落ち着いた後、どんな手で魚を釣っていくのか?
スプーンで反応が落ちた時に、どんなタイミングでクランクやミノー、ボトムの釣りを投入するのか?
本当に厳しくなってきたときには、どんなことをして、さらなる1匹を絞り出しているのか?
大会の一連の流れの中で、朝の高活性からだんだん低活性になっていくまでの、一連の釣り方を効率よく学ぶことができます。
自分の実力を客観的に見ることができる。
定期的に大会に出ることで、日ごろの練習の成果というかどれくらいうまくなったのか?ということを、厳密に測ることができるんです。
人と競うことで、自分がどれくらいの実力があるのか?自分には何が足りないのか?という部分が明確にわかることで、今後自分がうまくなるためには何をすればよいのか?ということが見えてきます。
自分がある程度実力がついてきたなと思ったら一度大会でコテンパンにやられてみましょう笑
ただ漫然と釣りに行く場合の数倍の濃密な経験ができるはずです。
まとめ
管理釣り場の大会。
自分が初心者を脱出して、中級者になり腕試して自分の実力を測りたい時、さらなるレベルアップしたいけどどうしたらわからない場合、釣りの方向性に迷っている時など、こんな時に是非大会に参加してみてはどうでしょうか?
敷居が高そうだと思う方もいるとは思いますが、初めての参加ということを伝えておけば、皆さん親切にフォローしてくれますので、思い切って参加してみることをおススメします。