3Dプリンターでシーバス用ルアーを作る! リップレスミノー編

桜も咲き始め、すっかり春らしくなり暖かくなってきました。

暖かくなってきましたので、そろそろ海に行きたくなってきました。

今年は、管釣りだけでなく、海でも自作ルアーでどんどん魚を釣っていきたいですね!

ということで、今回はシーバス用のリップレスミノーを製作してみましたので紹介させていただきます。

リップレスミノー

本日の自作ルアーは、リップレスミノーの有名なあのルアーをインスパイアしてみましたw

まあ、わかる方には一発でわかると思います。

一応、全くの同じではいくら何でもあれなので、全長を90mmとして、若干ダウンサイジングしております。

先端のリップ部分のモデリングが初めての形状だったのでちょっと迷いましたが、ロフト機能が非常に便利だということを実感しました。

重心移動を内蔵!

今回の目玉です。

シーバス釣りは飛距離がかなり重要ですので、重心移動機構を内蔵してみました。

断面図の通り、ボディ真ん中に段差を設けてあり、リトリーブ時はそこのポケットに収まるというよくあるタイプのものを採用しております。

重心移動機構を内蔵したため、内部の空気室の容量が少なくならないよう、空気室を各部に増設してあります。

ベリーのフックアイについては、ヒートンを刺す方法をいろいろ考え、重心移動に干渉しないよう無理やり斜めにねじ込むような形にしてあります。

出力して組み立てると、意外と違和感はないですね。

ウェイトは、外から入れて、別途出力した蓋を穴にはめて、封をする機構を採用しました。

キャスト時はテール側に移動し、リトリーブ時はベリー側に移動すると、ポケットに入り込み、しっかり固定されます。

積層式の3Dプリンターは、何もない空中にいきなり積層していくことはできないという制約がありますので、内部構造をしっかり作りつつ、出力時に傾いたり、垂れたりしない構造にして、かつ浮力をしっかり備えるという条件を両立するのに少し気を使いますね。

ただ、管釣り用のルアーのような小型ルアーと違い、クリアランスがなさ過ぎて設計が困難になるようなことがないので、作ってて楽ではあります。

ヒートンが少しでかすぎたため、ちょっとアンバランスな感じがしますが、とりあえずこれを持って、海に出かけたいと思います。

まとめ

シーバス用の基本ルアーの一つである、リップレスミノーを製作してみました。

今後は、春から秋にかけて、ちょくちょくルアー釣りに出かけるので、太刀魚とか青物用のルアーなんかも作っていきたいですね。

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