3Dプリンターで管理釣り場用のルアーを作ってみる!  その7 ~バイブレーション製作編~

3Dプリンターで管釣り用のルアー製作 今回は、バイブレーションを製作します。

表層から中層で反応がなくなった時、最後に頼りになるのは、やっぱりボトムの釣りです。

ということで、ただ巻きだけではなく、ボトムバンプやデジ巻き、ストップアンドゴーで使える小型バイブを製作します。

これで、シャローからボトムまで3Dプリンタールアーのラインナップが一応そろうことになり、3Dプリンタールアーだけで、一日の釣りを組み立てることができるようになります。

モデリング

3DCADFusion360で設計。

ヘッドで水を受けて、震えるように頭部上側を平らにモデリングしました。

スカルプトの「エッジを挿入」コマンドを使用してモデリングしてます。

頭部下側にタングステン球をはめ込んでウェイトとします。

整形ウェイトとか使えるとかっこよくできそうですね。

後部側は空気室を大きめに設けて、尻上がりの姿勢を狙います。

組み立て

組み立ては、ヒートンを3つねじ込んで、ウェイトをはめ込むだけです。

クランク等と比較すると、リップやワイヤーアイを取り付ける必要がないことから、非常に簡単です。

また、精度も気にすることなく、適当にやれば、組み立てが完了します。

トップウォーターなどとともに、初めて、3Dプリンターで作るのに適したルアーの一つですね。

サイズは30mm程度と、市販のバイブ、例えばリバーブ等と比較すると、一回り小さく製作しております。

せっかくなので、市販のルアーに無いサイズのルアーを作るほうが良いと思いますし。

まとめ

泳がせてみると、前後のフックが絡みやすかったので、両方とも、横アイにして、スプリットリング1個仕様の方がよかったと感じました。

アクションは、強めのジャークで、ブルブル震える感じで、なかなかおいしそうな動きをしておりました。

フォール姿勢は、問題ないのですが、フォール速度は市販のルアーより若干ふわっとゆっくり落ちる感じで、もう少し重量があったほうが良いのかなという印象です。

この辺は、テストした結果から、もう少し追い込んでいきたいですね。

前回の大会にも試作品を持っていったのですが、そもそもボトム用のロッドも持参しておらず、使用するような機会がなかったので、次回の釣行では、テストしてみたいと思います。

日本の部品屋のヒートンは、ねじ込んでいる途中にねじ切れるようなことがなく、非常に信頼性の高い部品ですね。安物は、ねじ込んでいる途中で、ねじ切れて、ルアーが台無しになってしまうので注意が必要です。

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