キハダキャスティング用のルアーとして、ダイビングペンシルとシンキングペンシルの2種類を製作しましたので紹介します。
モデリング
こんな感じです。
サイズは160mmのキハダキャスティングでよく使われるタイプとしました。
こちらがダイビングペンシル
こちらがシンキングペンシルです。
目玉とエラの模様を入れてリアル系にしてみました。
組み立て
3Dプリンターのプリントできるサイズの関係で前後2分割にしてプリントしています。
アイは貫通ワイヤー方式です。
組み立て方式は2種共通です。
アイの強度を高めるため、前と真ん中のアイについて、アルミスリーブでカシメて強度をあげています。
後ろのアイは、オフショアルアーで多いワイヤーをぐるぐる巻き付ける方式です。
内部のウェイトは、ボディの中に中通しのウェイトを入れて、ワイヤーで貫通させてます。
フロントフック側のアイも同様です。
ダイビングペンシルは垂直浮きタイプで後方にひとつウェイトを入れています。
シンキングペンシルは、3つのウェイトを分散配置させました。
仕上げ
エポキシ接着剤で組み立てた後、セルロースセメントでコーティング。
5回コート後、ホログラムシールを貼っています。
どうしてもシワができるので、分割して貼ってみたら上手く行きました。
不器用な方におすすめの方法です笑
アルミ貼り付けた後、また5回コーティングして塗装。
塗装はスプレーとイージーペインターによる塗装です。
シルバーと黒で塗装後、クリアブルーで塗装したものとブルーパールを吹いたものの2種類作ってみました。
塗装後、UVレジンでコーティングして完了です。
UVレジンは薄いゴム手袋して、指でルアーの上で伸ばして塗ってます笑これが1番楽です
ネイル用のUVライトで乾燥させて、完成です。
紙やすりなど一切使わず、プリントしたままのボディで表面処理せずに、コーティング後に塗装しただけですが、まあまあの見た目になったんじゃないかと思います。
これなら、1週間程度で製作できるので忙しい社会人でもルアーが作れます。
真面目に作られてるビルダーさんには何だこの低レベルなルアーはと思われると思いますが、地道にヤスリで表面処理する時間がない忙しい社畜でも作れるルアーということでこのような作り方に行き着いております。
実際、仕事で夜9時とかに家に帰ってきたら、1日1時間もルアー作る時間は確保できないと思います。
そんな忙しい人でも、1日30分あれば、短期間でそれなりのものが作れる方法を模索しており、色々試行錯誤しながら作っております。
イージーペインターについてはこちらの記事を読んでみてください↓
まとめ
3Dプリンターでキハダキャスティング用のダイビングペンシルとシンキングペンシルを作ってみました。
キハダ釣りに挑戦しましたが、キハダは釣れず、ダイビングペンシルでシイラを釣りましたが、まあこれなら釣れるやろうというアクションに仕上がってました。
次回海用ルアーは、青物用のミノーを作ってみたいと思います。