ここのところ、3Dプリンタールアーの製作は進めていたものの、ほとんど製作したルアーの細かな動きの調整ばかりでした。
ウェイトの位置やアイの位置、リップの形状やらをコンマ数ミリ~1ミリ程度ずらすだけなんでブログに書いても、修正が微妙すぎて、何が修正されたのかすらわからんのです。
動きを撮影しても、動画で見る分には、ほとんど違いが判りませんしね。
最近、やっと次回大会に向けて、新しくルアーの製作を始めました。
今回は、スプーンの製作です。
スプーンのスペック
管釣りのタフコンの定番であるマイクロスプーンを作成します。
重量は1g程度を予定し、サイズは、25mm前後です。
形状は、個人的に好きな細身のウィローリーフタイプです。
最近は、冬しか管釣りをしないので、表層というより、冬季のタフコンに対応した性能に特化させるため、中層や底まで落として、スローリトリーブでリールの巻き抵抗で当たりを拾う釣りで使いやすいよう、動きを押さえ気味にして、あまり浮いてこないような感じにするのが目標です。
スプーンのモデリング
プラスチックで製作しても、重量が稼げないため、鉛を貼って重量を確保します。
そのため、板鉛をボディに張ることを考慮して、ボディをモデリングします。
Fusion360で1時間ほどでモデリング。
アイの部分は、とりあえずこのまま作って、実際にテストして魚を釣ってみて、強度が足りないなら、設計を見直して補強する予定です。
まずは、適当に作ってみて、トライ&エラーしていきます。
3Dプリンターで出力
モデリングしたものを、そのまま出力します。
出力時間2分ですw 早すぎてびっくり
出力するとこんな感じです。薄い!
組立て
出力品に板鉛を貼るため、出力したものを型紙の代わりにして、スプーンの形に合わせてデザインナイフで切りだします。
板鉛は第一精工の0.4mmのものを使用してます。
切り出したものを、接着材で貼りつけたら完成!
ひとつ10分で作業完了です。簡単で良いですね。
重量を測定したら、現在、0.9gちょっとです。
これから、セルロースセメントに3回ほどどぶ漬けしたら完成です。
セルロースに漬けたらちょうど良い重さになってそうですね。
まとめ
スプーンについては、製作のノウハウが全くないので、製作したら実際にテストに出かけて、また修正してというのを繰り返していくしかないですね。
プラグは、風呂場で動かしたら、釣れる動きか否かくらいは大体わかるんですけどね。
スプーンはこれからそういった一連のノウハウを確立していきたいと思います。