さて、今回紹介する3Dプリンターで製作した釣りガジェットは、ちょっとマニアックすぎる代物です。
私が、主に春から秋に掛けて、メインで取り組んでいる、チヌ落とし込み釣りの目印仕掛けを作成するときに使用する、バルサカッターです。
何それ?というかたは、この記事はスルーしていただいて構いませんw
チヌ落とし込みフリークの方で興味ある方は、見ていただければと思いますw
また、今回、3Dプリンター出力品とネジなどの部品を組み合わせてガジェットを作成しており、部品の精度など非常に勉強になった作品です。
3Dモデリング
さてさて、毎度おなじみ無料3DCADFusion360でモデリングします。
こんな感じになりました。
どういう風に使うのか?については、追って説明していきたいと思います。
3Dプリンターで出力!
早速、3Dプリンターで出力します。
今回は、強度を重視して、ABSで出力しています。
出力したパーツと各部品の一覧です。
各部品は、ABSの収縮による影響で、寸法精度が若干狂ってしまうため、リューター等の工具で、切削加工をしたり、ネジによる組み付けのため、穴をネジ切りしています。
組立て
各部品を組み立てるとこんな感じになります。
各部は、ネジ組みにより固定されています。
また、オルファのデザインナイフの刃をセットできるようになってます。
近くで、見ると結構、積層面の粗さが目立ちますね(^_^;)
後ろから見るとこんな感じです。
お尻からネジが飛び出しています。
使い方!
肝心な使い方ですが、ネジを回すと、写真のような感じでスライドします。
お尻のネジを動かして、切断するバルサの幅に合わせます。
私は、通常1mm程度にしています。
デザインナイフをカッターマットすれすれの高さに調整したらセット完了。
これを下の動画のように使用して、バルサシートを切断していきます。
これを使えば、目印仕掛け作成時の面倒なバルサの切断が、あっという間にできてしまいますよ。
まとめ
どうでしょうか?チヌ落とし込み目印仕掛け製作用バルサカッター!
恐ろしく使いどころの狭い、需要のほとんど無いマニアックな道具ですがw、バルサを目印に使用している落とし込み師にとっては、なかなか便利な道具だと思っています。
こういうような、あれば便利だけど、ほとんど買う人がいないので、製品化されないようなニッチ市場の商品を手に入れるのにも、3Dプリンターは非常に便利です。
皆さんも3Dプリンターで自作生活始めてみませんか?