前回、釣り用のショルダーバッグのカスタマイズパーツとして、ピンオンリールをバッグに固定するホルダーを自作しました。
今回も、無料3DCADFusion360と3Dプリンターを使って、カスタムパーツを作っていきます。
カスタムパーツその2
このバッグは、主に、メバリングやエギングでランガンするときに使用しております。
エギングに行ったりするときに、良く使うのが、イカ締め用のピック。
鞄の中に入れておくと、いざイカが釣れた時に、取り出すのが、大変だったりします。
そこで、イカ締め用のピックをバッグに装着するアタッチメントを製作します。
また、根魚用の小型のフィッシュグリップなども取り付けることができるよう、できる限り汎用性のある構造とします。
モデリング!
Fusion360でモデリングです。
ポケットに挟んで、使用する構造としました。
邪魔にならないように、極力、出っ張らない平ぺったい形でモデリング。
上部と下部の2つに部品が分かれており、ネジで組み付けます。
3Dプリンターで出力
3Dプリンターで出力して、組み立てます。
部品同士は、ネジを切って止めております。
接続部のネジは、低頭ネジで頭が飛び出さないようにしてます。
下側のネジは、そんなに変わらないとは思いますが、緩んで外れたりしないよう、バインドネジで頭部の面積を増やして、締め付け力を確保してます。
下側の部品にリングを装着して、そこにピックをぶら下げる形になります。
バッグに取り付け
アタッチメントをバッグのポケットに取り付けます。
ただし、このままポケットに取り付けると、ポケットの布が柔らかくて、固定できないので、プレートを入れて補強しています。
プレートは、手元にあった、100均のカッターマットを切って使用してます。
イカ締めピックを取り付けて、完成!
アタッチメント自体は、ポケットのフタの裏に隠れるので、すっきりしますね。
ピンオンリールは、2リール式のものに変更して、ハサミをモノフィラ用途PE用の2つを装着してます。
まとめ
釣り用のショルダーバッグのカスタマイズということで、ピンオンリールホルダーとバッグにリングを取り付けるためのアタッチメントを作製しました。
こういう、市販されていないけど、かゆいところに手が届くモノを簡単に製作できること、しかもそれを安価にワンオフ生産できるのが、3Dプリンターの良いところだと思います。
費用は、材料代が数百円とネジ代だけですからね。
皆さんも3Dプリンターを買って、自作生活始めませんか?
高級リール一台諦めれば、導入できますよ~(^u^)
今回、取り付けたイカ締めピックです
安くて、デザインも良くおススメです。
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