管釣りスプーンのカラーに迷っている人におすすめのカラーを紹介する その②グロー&UVカラー【初心者向け】

管釣りスプーンのカラーセレクトについてのお話その②です。

以前書いた記事の続きになります。

釣具屋の管釣りコーナーに行くと、膨大な種類のカラーのスプーンが大量に並べてあります。 初心者の方はどのカラーを購入して揃えていけばわか...

前回の記事でそろえておくスプーンの種類について説明しました。

今回は、前回紹介したスプーンのカラーセレクトの+α要素であるグローとUVについて説明します。

グローとUV

グローカラーとUVカラー。

どんなカラーかと言うと、グローカラーは蓄光塗料で塗装されたカラーで、紫外線を照射するとしばらくの間光り続けるカラーです。

グローにカラーが色々ありまして、代表的なのはグリーングロー、レッドグローなんかがあります。

こんな感じで光を当てて暗所で見ると、発光します。

左がグリーングロー、右がレッドグローです。他にもオレンジグローやブルーグローなんかがあります。

UVカラーは、ケイムラとも呼ばれるカラーですが、紫外線が当たると発光する塗料を使ったカラーです。

魚は紫外線を認識できるそうなので、人には見えないアピール力があるんでしょうかね。

写真のように、UVライトで照らすと、青っぽく発光します。

また、前回の記事で紹介した蛍光ピンク、他にも蛍光イエローカラーや蛍光グリーン、蛍光オレンジなどの蛍光カラーも紫外線が当たると発光するカラーで、これもUV系カラーと言えますが、今回は上記の青系に発光するものをUVカラーとして説明していきます。

青系のUVカラーは透明な塗料を上にコートする形で塗装されているので、ぱっと見ではUVカラーが塗られているかわからないです。

なので、市販のカラーでどのカラーがUVカラーなのかわからないという問題が出てくるのですが、そういう場合はUVライトを使って確認しましょう。

写真は私の手持ちのハントグランデの一部ですが、このようにUVライトを当てると、発光するものがいくつか混ざってますね。どれがUVカラーか覚えておくと釣りの幅を広げることが出来ます。

UVライトはこれを使ってます。

防水で、光量大きくて、ストラップついていて、単3乾電池1本で使い勝手が良いです。

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グローカラー・UVカラーの使い分け

グローカラーとUVカラーどういうときに使うのか?って話ですが、これはぶっちゃけ人によって、釣り場によって使い方が異なったりします。

なので、以下の説明は一般的な話+私の使い分けについての話になります。

基本的には、どちらも発光するカラーであるため、そのアピール力が有効な状況で強いカラーです。

ただし、グローカラーとUVカラーには違いがあり、グローカラーは紫外線を照射すると、エネルギーを蓄えてしばらく光り続けますが、UVカラーは、紫外線が当たったときだけ光るカラーなので、グローカラーのように光り続けないという違いがあります。

グローカラーの使いどころ

グローカラーは蓄光しておけば、光が当たらない状況でもしばらく光り続けるため、以下のような状況で特によく使います。グロー系は、以下のような使い方をしてます。

UV系カラーに比べると、使いどころはちょっと狭くて、限られた用途で使ってます。

・夜に、蓄光のアピール力を活かして魚を寄せて釣りたい時、ナイターでは蓄光はド定番ですね。

・マッディな濁りの強いポンドで、スプーンを光の届きにくい底近くまで沈めて使う状況。

ボトムトレース用のスプーンなんかだとグローカラーは鉄板です。

ボトムトレースだけでなく、底まで沈めて巻き上げとかでも良く効きますね。

・白の上にグロー塗料を塗っているものだと、白系の膨張色となっているので、光ることでさらにアピールが増すことから、白系の膨張色のハイアピール版と言えるため、膨張色が良く効く状況で使っています。

UVカラーの使いどころ

UVカラーについては、紫外線による発光効果によるアピールを利用するカラーであるため、そのアピールが有効な状況で使っています。

よく使う状況は、以下の二つ。

①雨天や曇天で光量が不足している状況やマッディな水質など透明度が低い場合に、アピールを上げたい時。

②高活性の魚をアピール力のあるカラーで、よせて手返しよく釣りたい時。

ここで①はわかりやすい状況だと思いますが、通常より暗い状況下や濁って魚の視界が狭い状況下で、単純にUVによるアピールで魚を寄せて釣っていきたいとき。

後者の②の状況は、釣り場の光量や水質に関係なく、単純に魚の活性が高い時、放流の残存などの高活性な魚が混じっているのでその魚を抜いていきたい時にUVのアピールを利用する状況です。

例えば、昼間の晴天のカンカン照りのような時でも、UVカラーのアピール力で高活性な魚を寄せて釣るパターンが有効な時があるということです。

つまり、UVカラーは釣り場の状況(天気(光量)、水質)にかかわらず魚の活性次第で使いどころが出てくるということになります。

アピール力で魚を寄せるのなら、グローカラーも一緒だろと思いますが、UVはグローにないある特徴により、より広い状況に対応できる利点があると考えています。

それはつまり、UV塗料の最大の利点は、透明な塗料であるため、既存の色々なカラーをUV塗料でコートすることで、色味を変えずにUV発光によるアピール力を付加することができるということです。

例えば、青銀やシルバー系のカラーは、昼間のピーカンの天気の時に良く釣れます。

ここで、昼間の晴天で釣れる状況で、さらに放流の残存が溜まっていて、これをアピールの高いスプーンで寄せて釣るパターンが有効な場合は、青銀やシルバー系にUVカラーのアピール力を付加して釣るのが有効だったりします。

UVありとUVなしのカラーを使い分けることによって、状況によってアピール力を調整することができるということですね。

同じ系統のカラーでも、写真のようにUVカラー(左)と非UVカラー(右)を持っておいて使い分けることで、釣りの幅が広がります。

前回の記事で説明した各カラーもUVカラーを使い分けすることで、さらに対応できる幅を増やすことが出来るということですね。

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まとめ

今回は、カラーの使い分け第二弾ということで、グローカラーとUVカラーについて紹介しました。

グローとUVカラー、有効な状況で使えば、通常のカラーと驚くほど釣果に差がつくことがあるため、是非ためしてみてはどうでしょうか。

特にUVカラーは普段UVカラーだと気づかずに使っていることも多いと思います。

UVカラーと非UVカラーを使い分けることで、さらに状況に応じた釣りができるようになりますので、意識して使ってみると面白いと思います。

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