金属3Dプリンターで管釣り用スプーンを作ってみた!【エリアフィッシング】

今回は、ルアー自作ネタです。

前回は、ちょっといつもと違うことをやってみようということで光造形式3Dプリンターでクランクを作りました。

今回も、またちょっと違うことをやってみようということで管釣り用のスプーンを製作することにしました。

樹脂製ではなく、金属製のスプーン。

ということでさっそく製作方法について解説したいと思います。

3Dモデル

まずは、3Dモデルの製作から。

3DCADソフトFusion360を使って、スプーンの3Dデータを製作。

こんなかんじ。

アクションするのかはわかりませんが、デザインは良い感じにできているんじゃないでしょうか。

どうやって金属でプリントするの?

製作した3Dモデルから3Dプリンターでプリントするわけですが、金属3Dプリンターは高価で個人ではとても手が出ません。

そこで、外部の業者に委託して金属でプリントしてもらう方式を採用しました。

頼んだのは、JLCPCBさん。中国の会社です。

サイト上で、以下の手続きによりデータを元に3Dプリントしてくれます。

①3Dデータをアップロードして、プリント方式と材質など必要事項を選択して申し込み。

②プリントの際に問題がある場合は、メールで連絡がくるため、やり取りして解決(英語)。

③費用をお支払い。

④プリントしたものが送られてくる。

英語のメールでのやり取りは必要でしたが、日本で何かサービスを申し込むのとほとんど変わらないレベルで簡単に手続き出来て、物が届きました。

概ね10日程度で到着。費用も1個800円程度+送料とそんな価格で儲かるの?っていう価格です。

市販のスプーンと比較するとお高いですが、オリジナルスプーンを作れると考えるとOKかなという値段設定だと個人的には思います。

3Dプリント!

3Dプリントしたものがこちらになります。

事前に光造形式の3Dプリンターでプリントしたものと金属3Dプリンターでプリントしたものを並べてあります。

ほぼほぼモデリングしたとおりの形状でプリントされております。精度が高いですね。

長さ20mm、重量1.2g。

また、厚さ1mm程度ですが強度も充分あり、実用できるレベルと感じました。

スイムテストの結果は、速めのリトリーブでは釣れそうな動きですが、スローではちゃんと動きませんでした。

何回か設計を見直して、データを取っていく必要がありますね。

まとめ

金属3Dプリンターでスプーンを作ってみました。

市販のスプーン並の精度でプリントが可能で、強度も確保できるので、ちゃんと動けば充分使えるスプーンが作れることがわかりました。

設計を見直しながら、ちゃんと使えるスプーンを作れるよう、チャレンジしていこうと思います。

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