管理釣り場では、過去の想い出にとらわれるな!釣り場の変化をとらえよう【エリアフィッシング】

管理釣り場に通っていると、この前はこのルアーで釣れたのに、今日は全然釣れない!っていう経験は誰しもあると思います。

自分も過去何度経験したことか・・・

前回良い思いをして追加で買い込んだルアーが、次行った時はてんでダメというのは管釣りあるあるですね。

今回は、初心者の方向けになんでそんなことになるのか、そういう時にどうすれば良いのかということについて書いてみたいと思います。

なぜ釣れたり釣れなかったりするのか?

この前釣れたルアーが今日は釣れない・・・・

理由は色々ありますが、前回から釣り場の状況が変わり前回のパターンが通用しなくなったということかと思います。

季節によるパターンの変化

管理釣り場の釣りは人工的な閉鎖された場所での釣りですが、他の釣りと同様季節の移り変わりによる影響を受けます。

例えば、冬は水温が低く、夏は高い。

冬に水温が下がると、魚の活性が落ちて、ボトムべったりになったり、逆に春になり水温が上がると、活性が上がって上のレンジで食って来るようになったり。

冬に重いスプーンで深いレンジを通して釣れていたが、春になり魚のレンジが上がって釣れなくなったりするわけです。

レンジが上がった場合は、軽いスプーンを使う、同じ重さのスプーンをカウントダウンせずに沈ませずに使う、泳層を上げるために早く巻く、竿を立てて巻く、または、シャローを泳ぐクランクを使うなど釣り方を変える必要が出てきます。

ということで、釣るパターンをしっかりつかむためには、この季節の移り変わりによる季節毎のパターンを頭に入れて釣りをする必要があります。

その日の状況によるパターンの変化

昨年同じ時期に来た時には、このルアーで連発したのに今日は全く音沙汰無し・・・ということもあると思います。

昨年と同じ時期とは言え、例えばちょっと前に雨が降り続いて、水質が濁っていたとか、逆にいつもよりクリアーだった場合とか、その日その日で細かく状況が違うわけです。

水質が濁っていれば、蛍光カラーのような視認性の良い派手なカラーが効果的になったりと当然パターンが変化してしまうため、以前爆釣したルアーが役に立たない・・・なんてことに。

釣り場の状況がいつもと一緒か、はたまた違いがあるかということをチェックすることが大事ということですね。

天候の違い

その日の天候の違いも釣果に大きく影響します。

天気が良い日と曇りの日では釣れるルアーのカラーに違いが出てきます。

天気が悪くて曇っていて、いつもより暗いと、視認性のよい白とか蛍光色のルアーとか表裏別色の明滅するような派手めなカラーが反応が良かったり、赤金やオレ金に比べてちょっと弱めの適度なフラッシング効果のあるカラーである青銀が終日反応が良かったりします。

日が強く差してして、クリアーな水質の釣り場だと、クリアーレッド系のプラグが強かったりとか。

曇りで時折日が差してくるような状況ですと、日が差してきた瞬間に魚が浮いて活性が上がるパターンもあり、魚が浮いた瞬間を見逃さずにルアーをキャストすると釣果が伸びるなんてことも。

また、その日たまたま風が強かったなんてことも釣果に影響を及ぼします。

風で水面が波立って、水中の様子が見えにくくなることで、魚の警戒心が薄まり魚が水面近くに浮いてきて、浅いレンジを通せるルアーで食いが立つ・・・なんてこともあります。

つまり、風が急に吹いてきた時は、集中してルアーをキャストする時間帯、ということです。

釣り場の魚の変化

また、天候や水質だけでなく、釣り場の魚の状況も変わっていることがあります。

以前は、レギュラーサイズのマスが中心に放流してあったのに、今回はそれより大型のマスが放流してあったり、前回と違う魚種、例えば前回はニジマスだったのに、今回はイワナやブラウンが放流してあったりという変化があれば、色物系に効果の高いミノーやボトムプラグなどのリアクション系のルアーを試す、色物は手前まで貪欲に追ってきて、見切りがニジマスより遅いため、足元まできっちり通すなど、当然攻略法も変わってくるわけです。

釣り場の状況の変化

釣り場の状況の変化は魚だけではないです。

例えば、連休やイベントなどがあって、連日たくさんの人が押し寄せている場合、魚がプレッシャーですれてしまい、早々に釣れなくなってしまったり、逆に、大量放流が行われて釣れる状況になってしまったりなど釣り場そのものの変化というのもあります。

プレッシャーが掛かった場合、強いアクションのルアーに魚が口を使ってくれなくなり、ローアピール系のルアーが正解になるなど、やはり釣れるルアーは変化してしまいます。

また、カラーも餌であるペレットに近いカラーの方が渋いときは釣れたりします。

特にニョロ系ルアーなど強いアクションのクランクは、日によって釣れる釣れないがはっきりしていたりしますね。

といっても、管釣りの場合、魚がすれているときでもハイアピール系のルアーに逆に反応する、例えば大きな動きのルアーをスローに巻くのが正解となるようなこともあるので、必ずしもこのとおりではないのが難しい点なんですが・・・色々試行錯誤するのが大事だと思います。

良く釣れる日に行くのが釣果の近道なので、釣り場のHPなどでイベントの予定、放流の予定などをしっかりチェックしていくことが、特に初心者には重要になると思っています。

初心者を卒業した人はその限りではないですけどね!

むしろプレッシャーが掛かる時にいって練習するのも良いと思います。

まとめ

この前はこのルアーで釣れたのに、今日は全然釣れない!っていう状況とその要因についての記事でした。

管理釣り場の釣りは、『釣り堀』という閉ざされたエリアの釣りではありますが、自然のフィールドと同じく、全く同じ状況というのはなく、常に変化していきます。

その変化にうまくアジャストして、『狙って魚を釣る』というのは、何とも言えない達成感があると思います。

その日その日の状況の変化を感じながら、魚を釣るためにいっぱい考えて、工夫を凝らして・・・管理釣り場はこの釣りの楽しさを気軽に体験できる場所ですので、是非この沼に足を踏み入れてみてはと思います。

ハマってしまっても責任は取りませんが、釣り人生がより楽しくなることだけはお約束しますよ笑

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