ヘチ釣りで私はダイワのBJ85を主に使用しております。
実はこのBJ85君、回転性能に難があるリールでして、今回新品のリールを使い始めるにあたりちょっとした調整を行って回転バランスを改善したので紹介させていただきます。
BJ85の回転バランス
始めに、このBJ85、台湾限定のレッドカラーのものなんですが、リール自体は普通のものと変わらないと思います。
BJ85はハンドルが片側のみに取り付けてあり、バランスを取るために逆側にカウンターウェイトが取り付けてあるのですが、ハンドルとウェイトのバランスが一致しておらず、写真のようにフリーにするとハンドルとウェイトが縦になってしまいます。
ハンドルが下にいくということはウェイトの重量がが少し足りてないんですね。
そのため、回転バランスが悪くなってしまうのです。
しかし、回転が停止しやすく勝手に糸が出るということを防いでくれる、つまりバックラッシュが起きにくいという利点もあるので、用途によってはこれが悪いということは一概に言えないと思うのですが、軽いオモリ負荷でスムーズに仕掛けを送り込むには回転性能が不足しているということになっちゃいます。
そこで回転バランスを改善するためのちょっとした工作を行いました。
カウンターウェイトの調整
カウンターウェイトとハンドル側の重量バランスを揃えてやり、回転バランスを改善します。
具体的にはカウンターウェイト側にオモリを追加してバランスを取ります。
材料
工作に必要な材料は厚さ0.5mmのACTIVEの鉛シールのみ。
裏にテープがついており、そのまま貼りつけができます。
工具ははさみかカッターナイフがあればOKです。
板オモリは、別に上記のものでなくても、特に問題ありませんが、そのまま貼りつけできないタイプのものは、別途両面テープを用意する必要があります。
作業方法
板オモリをカウンターウェイトと同じくらいの大きさににカットします。
これをカウンターウェイトの上に張り付けます。
実際のリールのバランスを見ながら、さらに板オモリを追加します。
うまくバランスが取れたら完了です。
作業自体は簡単ですが、オモリをカットしすぎてバランスが崩れてしまい、何度もやり直すことになりイライラしました笑
まとめ
今回は、ダイワのヘチ釣り用リールBJ85の回転性能の向上方法について紹介させていただきました。
簡単な作業で改善させることができますので、ぜひチャレンジしてみてはと思います。