今回は、過去に3DCADと3Dプリンターで製作した釣り具の第2弾として、釣り用のバッグのカスタマイズを紹介しようと思います。
バッグについて
これが今回ベースとしたバッグです。
ダイワの”Dョルダーバッグ”というバッグです。
主にエギング等のライトソルト関係の釣りで使用してます。
カスタマイズその1 ピンオンリールホルダーの製作
手持ちのダイワのピンタイプのピンオンリールを装着するしようと考えたのですが、
・ピンが布を傷めてしまい、そこから穴が開き、バッグが痛む。
・固定が緩いので、ぶらぶらしてしまい、服などに取り付けたハサミなどが引っかかる。
というような問題がああります。
そこで、ピンオンリールをベルトループにしっかりと固定するホルダーを製作しました。
モデリング
まずは、無料3DCADFusion360でモデリングします。
こんな感じになりました。
このホルダーにピンオンリールを取り付け、バッグのベルトループに丸と四角の2枚のプレートで挟み込む構造になります。
3Dプリンターで出力!
3Dプリンターで出力するとこんな感じになります。
部品は4つに分かれております。
色はまた例によって、赤色です。これしかフィラメントがないんです。
4つの部品を一括出力できますので、40分程度で出力できました。
後加工として、ネジを取り付けるため、プレートの両端の穴にねじ切り加工をおこなっています。
ABS樹脂は、ねじ切りややすり掛けなどの加工が非常にやりやすくてよいですね。
で・・・、これを組み立てていくと、・・・こんな感じにくっつきます。
ネジ2本で固定する方式です。
一応デザイン性を重視して、低頭ボルトを採用してます。一応です。あんまり変わりませんが。
構造について
ちょっと説明が難しいのですが、安全ピンが小さな四角プレートをバネの力で挟みむことで固定する方式をとっています。これにより、ピンオンリールがずれたり、動くことがなく、固定できます。
ちょうどほどよく固定されるような板厚に調整するのが、ちょっと面倒でした。
まとめ
どうでしょうか?
3Dプリンターで釣り道具の自作。
市販されいていないけど、こんなのあったらいいなあというようなものが作れるのは非常に魅力的だと思います。
また、ダイワのピンタイプのピンオンリール(リール1つのタイプと2つのタイプ)の両方に互換性があるので、手持ちのものを有効利用できます。
取り付けについても、同じ規格もしくは、同じ幅のベルトループであれば、互換性があるので、ほかのバッグ類にも装着できるのも利点ですね。
さて、次回は、バッグのカスタマイズ第2弾行きたいと思います。
今回紹介したバッグとピンオンリールです。
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