3Dプリンター製ルアー第3段はニョロ系クランクを製作したいと思います。
管釣り界の人気ルアーで、食い渋った時にも頼りになるルアーです。
管釣りルアービルダーを目指すなら、一度は製作しておく必要があります(´∀`)
3Dモデリングしてみる
いつものように3DCADでモデリング
だいぶ慣れてきました。
今回も、前回と同じく、サーキットボードによる設計です。
ただし、ラインアイはヒートンで製作しています。
リップの下にヒートンを挿す部分をモデリングして強度を確保します。
いろいろな方式を試して、良いアクションと生産性を両立できる方法を模索していきたいと思っています。
3Dプリントと組み立て
3Dプリンターで出力します。
寝る前や会社行く前にスイッチオンしておくと、勝手に出来上がっているので、本当便利です。
ヒートンをねじ込んで、ウェイトを入れて、コーティングしたら完成!
リップは、試作段階においては、取り外し可能なように接着せずに組み立てます。
ラインアイがヒートンだと、リップ周りの処理が格段に楽ですね。
リップ形状見直しについて
サーキットボード製のリップの利点として、以下の点が挙げられます。
・違うタイプのリップを複数用意して、付け替えてスイムテストすることで、比較的容易に自分の求めるアクションを追い込むことができる。
・金切りばさみで簡単に切ってリップ形状を変更できるので、スイムテストしながら、リップ形状の細かい調整ができます。
なので、まず手作業で良いので、いくつかリップを作り、動きを見ながら、よさそうなリップを見つけます。
さらにそのリップ形状を加工して、試してみるという手順でリップ形状を追い込んでいけます。
良い動きをするリップができたら、それをもとに2DCADでリップを設計することで、簡単に良い動きをするルアーを量産できるわけです。
いくつか試して、2つほど良い動きをするものができたので、製作してみました。
左は、若干ハイピッチ気味で、右は普通のウォブリングという感じです。
フックは、6、8の2種類のサイズと太軸と細軸を用意すると、浮力やアクションの調整や前後のフックの絡まりがおきないように調整したりなどいろいろできるので便利です。
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