冬の釣りの防寒・・・
特に12月以降、雨や雪が降ったり風が強い状況ではあまり動かず立ちっぱなしの釣りでは、寒さがこたえますね。
そこで、重要となるのが防寒着。
適切に防寒着を着用すると、快適に釣りができます。
最近では、管理釣り場に行くことが多く、そもそも釣り場が寒い場所にあることが多く、しかも、雪が降ろうがお構いなしに釣りをするようになってしまったため、かなり寒い状況で釣りをすることが増えました。
今年、以前から着ていた防寒着がだいぶくたびれてきたのでアウターの上着を新調して数回使ってみました。
ということで、冬の釣り用防寒着のレビュー記事になります。
目次
コロンビア Columbia オークハーバー インシュレイテッドジャケット
購入したものがこちら。
アウトドアメーカーコロンビアの防寒着です。
カラーは黒をチョイス。
本当は地味すぎてちょっと躊躇したんですが、釣りに使うとなると、泥や魚の血や餌などが付着してウェアが汚れることが多いので、汚れた時やシミが残った時に目立たないところを重視してブラックを購入しました。
価格は1万9千円也。高くもなく安くもなくと言った感じでしょうか。
ゴアテックスの本格的なものは3万円代~なのでそれと比較すると割安ですが、釣り用の防寒着ですと、上下で1万円代で買えるものもあるので高いと言えば高いという価格帯だと個人的には思います
特徴としては、ホームページの商品紹介をかいつまんで説明すると、以下の機能を備えていることが挙げられます。
防水透湿機能オムニテック
防水性を持ちながら、ムレを軽減する透湿機能を持った防水透湿機能オムニテックを装備。
悪天候や波などをかぶることのある釣りでは、レインウェアや防寒着に必須の装備ですね。
オムニヒートインフィニティ
なにやらヒーローの必殺技みたいな名前ですが、ジャケットの裏地の金色の模様がオムニヒートインフィニティと呼ばれる機能です。
金色の模様が熱を反射して温め、かつ通気性を持たせてありムレを解消する機能だそうです。
裏地が派手な学ランみたいでちょっとあれですが笑、防寒着なので普段はファスナー締めて着るので使ってる分には特に気にはなりませんね。
インシュレーテッド
羽毛ではなく、かわりに化学繊維綿が入っております。
まあ、ひとことでいうとダウンのフェイクみたいなものですが、最近は性能もそん色ないようですね。家で容易に洗濯できるのも良いです。
クリティカリーシームシール
濡れやすいところは、シームテープを採用してさらに防水性を上げているとのことだそうです。
使ってみた!
能書きをいくら垂れても、実際に使ってみなきゃよくわからないため、実際に使ってみました。
管釣りで4回使用してみた結果のレビューです。
用途としては、12月~2月あたりの極寒の釣りでの使用を想定して購入しております。
中綿入りのジャケットなので、暖かい地域や天候が穏やかな場合での釣りは、インナーをしっかり着ると、冬でもオーバースペックになるため、寒い地域や雪がふるなど気温が低下した状況での使用が主になります。
寒さがそこまで厳しくない状況では、代わりに薄手のジャケットを使い、インナーシャツ、フリース、ライトダウンの重ね着で調整しています。
防水性
せっかくなので、雪の日、雨の日に使用してみました。
使ってみた時の天気は、雪が降る日と小雨が断続的に一日降り続くような感じの天気でした。
一日使ってみましたが、少々の雪や小雨程度であれば、十分しのげる防水性は備えておりました。
ただし、少し強めの雨になるとちゃんとしたカッパの方が良いなと思う感じの性能で、本格的な雨でしたらちょっときついなという風に感じました。
暖かさ
雪の日、雨の日に使用してみましたが、-2℃~5℃とかそのあたりの気温で着用しています。
レイヤーは、2通りを試してみました。
レイヤー①速乾性の冬用の厚手のインナー、薄手のフリース、ジャケット
レイヤー②速乾性の冬用の厚手のインナー、薄手のフリース、インナーダウン、ジャケット
結果としては、レイヤー①で十分暖かいです。
レイヤー②ですと、さらに暖かいのですが、ちょっともこもこになって動きずらかったのと汗をかいて少し寒くなった時間帯がありました。気温-2℃~5℃程度では、レイヤー②はちょっと過剰かなという印象です。ダウン+ダウンの2枚重ねは不要な感じ。
冬のワカサギなどではレイヤー②は使い道ありそうですが通常の場合はレイヤー①ですね。
ジャケット自体にダウンが組み込まれているため、速乾性のインナー(1枚or2枚)+薄手のフリース(必要に応じて)+ジャケットの組み合わせで保温すれば十分暖かいという結果でした。
逆に寒さがそれほどでない場合、昼過ぎに暖かくなると暑く感じるほどでした。
動きやすさ
レイヤー①では、釣りで、歩き回る分には特に動きにくさは感じませんでした。
レイヤー②では、さすがにもこもこになって体を動かしづらい感じがしました。
極寒のボートワカサギなど体を動かさない釣りならOKですが、歩いたりキャストしたりと体を動かす釣りではレイヤー①じゃないと少し動きづらいです。
腕部分がダウン入りということで、管釣りの時にキャスト時に少し動きづらさはありましたが、慣れると自分はそこまで気にならなくなりました。
ただ、私は細身体系なので普通体系の人だと窮屈に感じるかもしれません。
まとめ
コロンビア Columbiaオークハーバー インシュレイテッドジャケットを購入して使ってみました。
価格を考えると十分使えるアウターだと思いました。
雪がふるような厳寒期の釣りでも、これなら寒くならずに釣りができます。
冬でも暖かい日だとちょっと過剰な性能なので、広い汎用性がないのは微妙な点ですが・・・
私は冬は管釣りメインですので、山地の釣り場で雪の中の釣りを年に数回やります。
また、ワカサギ釣りなど厳寒の状況でずっと動かず釣りを続けることもあります。
体が冷えると釣りの際に動きが鈍くなり釣果も下がってしまうと考えると、厳寒期用の防寒性能の高いアウターを一つ持っていると良いと思いますね。
ということで、冬の釣り用の防寒着のお話でした。