3Dプリンターでチヌ落とし込み釣り用の人工イガイを生成する!

チヌ落とし込み釣りで問題となるものとして、エサのイガイの確保が挙げられると思います。

私は、最寄りの釣り場まで、高速を使って1時間弱かかるところに住んでいるため、イガイを採取して釣りを開始するとゆうに釣りを始めるまでに1時間以上かかってしまいます。

そのため、採取も面倒ということもあり、イガイを販売している店で購入して釣り場に向かうことも多いです。

しかし、イガイを販売している店は限られており、釣り場によっては向かうついでに購入することが難しかったりしてなかなか悩ましいところであるのが現状です。

ということで、イガイの代わりに使える人工イガイをせっかく3Dプリンターがあるので作ってみようということで試作品を適当に作ってみました。

人工イガイに求める条件

その1

目印仕掛けでイガイをスライドさせて落とし込むことができる。

私は落とし込み釣りでは目印仕掛けのスライダー釣法をメインでやっとりますので、内オモリでスライドするイガイを製作します。

その2

フッキング性能の確保については、本物には及ばないにしてもまともに使えるものを目指します。

以前、本物のイガイの貝殻にシリコンシーラントとオモリと針を詰めて、人工イガイを作ったことがありますが、針が飛び出してこないことからフッキング率が非常にわ悪いということがありました。

市販されている人工のイガイも同じような問題があると思っています。

この辺の問題も解決できるようなものにしたいと思っています。

その3

ある意味小型のルアーなので飲まれてハリス切れなどが避けられないと思われます。

プラスチックを海に捨てるというのも問題ですので、影響を極力与えないということで、PLA樹脂を使用します。

PLA樹脂は、トウモロコシなどの植物から作られたプラスチックで、生分解性を持つ材料です。

3DCADでモデリング

まず、3DCADでモデリングです。

2時間程度で適当に作って完成です。なんとなくそれっぽくなりました。

各部の機能について

人工イガイの各部の機能を、ちょっとそれっぽく解説!

ルアーのパッケージに書いてある解説風のなんかもっともそうなことが書いてありますが、適当です笑

小サイズ

プラスチック製で簡単に割れないので、チヌも吐き出してしまうでしょうから、どうしてもフッキング率が落ちます。

サイズを小さめにすることで、口に含みやすくしてフッキング率の低下を防ぎます。

グレ針6号ジャストサイズの小型です。

内オモリ式

内オモリ式にして、イガイをスライドさせやすくするため、イガイのボディー本体に直接挿入する方式としました。

これにより、糸オモリを針に巻く必要がなくなりましたので、これによりフッキング率とバレる確率を低減することを狙っております。

針の内蔵

針をイガイ本体に外れないように固定しつつ、フッキングの動作を行うと、自然と針が外に出てくるギミックを内蔵しました。

ギミックの詳細は内緒です笑

この針の出し入れができる構造により、従来のものに比べてフッキング率を向上できるのでは?と考えています。

フォールバランス

落とし込むときに、クルクル回ってしまうようなことのないように、内部の樹脂の厚さや充填率等を調整して、フォール時の姿勢が安定するよう調整しました。

まとめ

とりあえず、人工イガイを試作してみました。

次回の釣行時に早速試してみたいと思います。

完成したら、twitter上でプレゼント企画とかやりたいと思いますので、ほとんど需要はあるとは思えませんが、ほしい方いたら待っててね。

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