ノリーズトラウトプログラム スパイクアロー62L-Tz を使ってみたのでインプレしてみる!【エリアフィッシング】

久しぶりのロッドインプレです。

スパイクアロー62L-TZ

所有しているノリーズの竿としては、エスクローザーに続いて2本目となります。

ノリーズ歴としては正確には、十五年以上前に、タイムトライアルという銘竿を長いこと途中買い替えて2本使っていましたので、累計4本目となります。

入手の経緯としては、元々は放流用の少し張りのあるロッドを探す中で、色々調べていて欲しい竿リストに上がっていたロッドになります。

特にこのロッドを買うと決めていたわけでないんですが、たまたま大会で審判させていただいた方が放流で使っており、色々使い方を教えてもらう中で、自分の放流の釣りに合うんじゃないかと思い始め・・・

さらに、偶然販売しているのを見かけてしまった→これも縁なので買っちゃおう!という流れで入手に至りました。

ということで、しばらく使ってみたのでインプレしてみようと思います。

スパイクアロー62L-Tz

スパイクアロー、ノリーズの一番有名なトラウトロッドじゃないでしょうか。

メーカーのコンセプトは、”サイト掛け調子ロッド”。

バイトに対して、サイトで合わせが効いて、かつばらさないロッドとのことです。

インプレ

現在のセッティングですが、ナイロン2.5ポンドをあわせて、放流スプーンとクランク用に使用しています。

なので、今回のインプレはこのセッティングでの使い勝手を評価したものになります。

コスメ

実は、購入の決め手になったのはこのデザインが気に入ったからでもあります。

黒のブランクスに茶系のスレッドとコルクグリップのカッコよさ、かなり気に入っております。

グリップの長さも扱いやすく、デザインの点では、使い始めて間もないですが、すでにお気に入りロッドになっています。

3ピースロッド

最大の特徴としては、3ピースロッドであること。

携帯性が良いのはもちろんのこと、3ピースにすることによって、掛け調子でありながらばらさないロッドになっているということです。

3ピースでジョイントが増えている分、若干持ち重りしてしまうのはデメリットですが、放流の釣りやクランクの釣りですと、ロッド重量にシビアになる必要性が比較的薄いことから特に問題にならないなと感じています。

放流スプーンの釣り

このロッドは、メインの用途として放流の釣りで使うことを想定して購入しております。

現在は、ナイロンラインをセットして、使用していますが、「掛けた魚をバラさず確実に取り込む」という性能がかなり高いなと感じています。

基本的には、掛け調子のロッドで竿を握りこんだり、ロッドを下に少し倒しながら巻くだけでシャープにあわせが決まるロッドでありながら、魚が掛かり荷重がかかるとロッドがさらに曲がって荷重を受け止めてバラシを防いでくれます。

最初はファースト気味で、荷重がかかるとしっかり曲がるという特性を3ピースロッドで実現してるということで、ナイロンの伸びとあいまって、掛けた後のバラシがかなり減るのと、掛けたあと気を使わなくてもばらさない、すごく楽ってのが実感できます。

加齢とともに、身体能力が低下している状況の中、ロッドがバラシを防いでくれるのは正直かなりありがたいですね笑

大会で、放流で乱打戦となると一匹一匹ミスせずに数を稼ぐのが重要となりますので、このロッドにかなり助けられました。

ただし、魚をフッキングさせる瞬間においては、あくまで先調子ロッドで、そこから曲がりこむことでバラシを防いでくれるわけで、フッキングさせたところから曲がりこむまでの間に、頻度は少ないですが、どうしても針外れすることがありました。

バイトがあって、合わせてかかったと思ったら、瞬間的に針外れするというか・・・

まだ、使い始めてまもないため、使い込めば解決できる問題なのかもしれませんが、ちょっと気になりました。使い込んで、柔らかくなってきたらまた変わるのかもしれませんね。

使ってみた感想を一言でいうと、「放流スプーンの釣りが楽に確実にできるロッド」という感じですね。

クランクの釣り

放流の釣りが終わった後は、クランクの釣りで使っていました。

最近は、レッドウルフのソリッドロッドにエステルを組み合わせてメインでクランクを使っていましたが、ナイロンセッティングにより、バラシやすいクランクの釣りでもしっかり曲がりこんでばらさない特性がハマり使いやすかったです。

バイトをソリッドロッドで絡めとるのが有効な場合は、レッドウルフで、そうでない場合、素直にチューブラーティップで針掛かりする場合は、スパイクアローという感じで使い分けています。

Lパワーですが、ロッドに張りがあるのでクラピーなどのフルサイズクランクの使用感も良く、大型~小型のクランクまで使えます。

特に小型のクランクへのショートバイトもしっかりティップで拾ってくれて、ばらしにくいので重宝します。

クランクの釣りですと、感度がもう少し欲しい時はフロロにしても良いかと思いました。

フロロ1.5ポンドにしてクランクに使ってみたところ、感度が向上し、ばらしにくさとのバランスがうまく取れ、状況によってはクランクはこちらの方がよいかなと思っています。

まとめ

スパイクアロー62L-Tzのインプレ記事でした。

しばらく、使ってみてまた違う印象が出てきたらまた改めてインプレを修正したいと思います。

掛けの釣りができるのに、バラシを防いでくれるという特性を持ったロッドで、少しテーパーに癖がありますが、うまく使えれば確実に魚をとってきてくれる頼りになるロッドですね。

使い込んで、より高精度に使いこなせるようになっていきたいと思います。

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