今回は、長野県にあるハーブの里フィッシングエリアの大会に参加してきました!
クランク・ミノー縛りの大会で3Dプリンタールアー持って参戦してきましたが結果はどうだったのでしょうか?
ハーブの里フィッシングエリア
夜3時過ぎに家を出て、6時30分過ぎに現地のコンビニに到着。
朝食をとって、7時前にハーブの里FAさんに到着しました。
途中の休憩含めて3時間30分程度かかるのでチヌ釣りで神戸あたりに関西遠征するようなものですね。
朝から非常に眠いです。
現地に到着するとめちゃくちゃ寒くて車の気温計はー5℃!
天気は朝から快晴で、ここから一気に暖かくなりそうな感じで、朝冷え込んでいるので朝一は厳しいのか、放流魚が仕事してくれるのか?
魚の活性がどんな感じになるのかちょっと良く読めませんね・・・
今日は、twitterのフォロワーさんの釣り部DIY課さんも参加されており、3Dプリンタールアー勢が2人参加することになりました。
タックル
クランク用3本、ミノー用1本の計4本用意。
最初は、クランク1本、ミノー1本の2本でやるか~とか思っていたんですが・・・
急遽2本追加。
なぜこんなに用意したのかというと、特に使い分けを考えた訳ではないんですが、ルアー交換の手間を省くためです。朝一寒すぎて手がかじかんでしまい、ルアー交換やフック交換が億劫になる笑)可能性があったので念のため用意してみました。
たくさん竿があれば、それだけ交換が楽になります。
クランク用
スワンドライブ + 07ルビアス2004 + ナイロン3ポンド
トラストXUL +07ルビアス2004 +ナイロン2ポンド
トラストUL +ルビアス2004 + フロロ1.5ポンド
ミノー用
センシティブ +17セオリー +PE2.5ポンド
大会ルール
使用ルアーはクランクとミノーオンリー。ハンドメイドも可ということで3Dプリンタールアーも使用可能です。
1ラウンド15分で10ラウンドして勝ち3点、引き分け1点、負け0点の合計得点を競います。
今回の目標は、3Dプリンタールアーをメインに使用して、最下位を回避することです笑
例えばワウやミニシケなどのシャロー系クランクなどは、あまり製作が進んでいないなど、まだ3Dプリンタールアーだけで全ての状況に対応できるわけではないので、全く対応できないパターンならあきらめて市販ルアーを使用しますが、それ以外の状況であれば3Dプリンターで玉砕することにしました。
前半戦
第一ラウンド、ルアーを投げますが、反応がありません。
気温が下がっているせいか活性が恐ろしく低いです。
後で聞いたところ、対岸側の一般客は放流魚がバコバコ釣れていたようで大会をやっている側に魚があまり溜まっていなかったのもあるようです。
それでも、釣っている人は釣っています。隣のS谷さんがミノーで連荘しているので、私も投げてみますが、2回掛けるもバラシでうまくいきません。
2ラウンドノーフィッシュで引き分けや負けが続きますが、3ラウンド目から日が照ってきて魚の活性がすこし上がってきました。
3ラウンド目あたりで、スリクラ35DRとスリクラニョロ70がアクション的に今日の魚のお気に召すことに気付きました。我ながらパターンつかむのが遅すぎます。
スリクラニョロ70はバラシが多く、スリクラ35DRが良い感じ。
4ラウンド目、5ラウンド目はスリクラ35DRを少し早めに巻くパターンがはまり始め、なんとか、前半戦でやっとこさ1勝することができ、ほっと一息つきます。
後半戦
前半戦の最後くらいから、気温が上がり出し魚の活性が上向いてきており、引き続きスリクラ35DRとスリクラニョロ70パターンで攻めるとぽつぽつ拾える展開。
6ラウンド、7ラウンドは魚も釣れて勝利、引き分けと良い調子でした。
しかし、後半戦も7ラウンドを過ぎると、魚が極度のプレッシャーで口を使わなくなり、スリクラ35DRでは厳しい展開。
スリクラ60を使うと、ショートバイトを取れますが、バラシが多発。
後半戦の一発のバラシは非常に痛いです。
結局このまま激渋の状況に翻弄されたまま終了。
3Dプリンターのみの釣果で、10ラウンド中計2勝することができました。
場を休めるために全くレンジの違う市販ルアーを投げたりはしましたが、基本的に3Dプリンターだけで釣果を上げてボロボロながらも笑なんとか戦うことはできたのかなという感じでした。
反省の弁と今後の展望
今回の大会で分かったことは、3Dプリンタールアーだけで大会参加するのはやはり現時点のラインナップだとかなり無理があるということ。
今回の上位者のパターンは、ミニシケイダーSの超々スローリトリーブ、HSミノーのボトムバンプなどです。
大会ごとに正解のパターンが変わりますし、無数のパターンがある中で、自作ルアーだけで対応するのはやっぱり無理がありますね。
しかし、逆に言うと大会に出るたびに新しいジャンルの作りたいルアーが増えるのでこれは非常に良い機会をもらっていると思います。
また、大会後にエキスパートな方々からアドバイスをいただいたのですが、やはり市販ルアーレベルの性能、特に大会で全国大会にでるような上級者が求めるレベルの性能をルアーに持たせるには、3Dプリンターでの製作ではかなり難しいという点がアドバイスいただければいただくほど実感します。
小型ルアーであるが故の出力精度の問題によるルアー性能の限界点、積層式という出力形式の制約、管釣り用ルアー用の専用の部品の調達など色々問題が山積みだと感じます。
まあ、今すぐそんなものを作れるようになる必要もないので、一つ一つ工夫してクリアーしてより良いルアーを作れるようになろうと思います。
試合後は、釣り部DIYさんと3Dプリンタールアー製作について色々語り合いつつ釣りをして夕方5時ごろ寒くなってきたので納竿としました。ありがとうございました。
まとめ
ハーブの里FAのクランク・ミノー縛り大会に3Dプリンタールアーもってチャレンジして、見事玉砕してきました!
今後も定期的に玉砕していきたいと思います笑
【本日のMVL】
クラッチフック
極度にプレッシャーがかかった状態で、じゃれつくような超ショートバイトを取るのに非常に効果的でした。触れただけで掛かるような感じ。掛かりは浅いのでやり取り注意!