毎年6月以降になると、管理釣り場はおやすみしてチヌ落とし込み中心の生活に移行するのですが、この時期としては超久しぶりに大会に参加してきました。
今回の大会はヤリエのワンメークトーナメントということで、ヤリエのルアーのみを使う大会です。
前回大会に参加した際に、テスターさんに参加してよ~とお言葉をいただいたこと、ヤリエのスプーンが好きでたくさん所持していることから大会に参加することとしました。
また、大会に参加することでルアーを製作する上での色々な知見を得ることができ、特にこの暑い時期に釣れるルアーのノウハウが不足しているため、ちょっと勉強してこようというのもあります。
とは言っても、毎週海に出掛けており練習する時間はないので、ぶっつけ本番で望むこととしました。
ハーブの里フィッシングエリア
夜中の3時前に家を出発して、現地近くのコンビニに6時半頃到着しました。
朝飯を食べて、現地に7時到着して、準備。前泊しないと朝から眠いですねえ。
タックル
タックルは以下の3セット用意しました。
放流用、スプーン用
エステルを使用して感度を上げる作戦
トラストUL+ルビアス2004+エステル1.8ポンド
スプーンその2
エステルでは弾いてしまう時にこちらを使用。
トラストXUL+07ルビアス2004+フロロ1.5ポンド
クランク用
グラスロッドでバラシ軽減を狙ってます。
スワンドライブ+月下美人2004+PE2.5ポンド
ルアーについて
大会ルールは、ヤリエのルアー(スプーン、クランク)のみを使用できます。
スプーンはたくさん持っておりますが、クランクは所持しておりませんので、事前に購入しました。
Tクランカップというルアーで、派手系と地味系をひとつずつ用意しました。
買ったばかりで使い方がわかりません・・・・。
スプーンはピリカ、リンゴミディ、Tスプーンの各サイズを使用しました。
大会前半戦
事前の放流が前日に行われており、ニジマスとギンジャケがいれてあるとの情報でした。
ギンジャケはニジマスに比べよくルアーを追ってくれるので、助かります笑
今回は、参加者を5組に分けて、1ラウンド20分の6ラウンドの総釣果を競い、各組の上位2割が決勝に進出するというスタイルです。
第1ラウンドは放流魚狩りステージです。
ピリカモア1.8g、リンゴミディ1..8gのオレ金や赤金を投入。
エステルラインの感度を利用して、積極的に掛けていくやり方で数を稼げました。
第2ラウンドは、すでに活性が一気に下がっており、厳しい状況に。
ピリカ1.2gを遠投して沖の表層近くのやる気のある魚を拾っていきました。
第3ラウンドに入り、スプーンがちょっと反応なくなってきて交通事故以外で釣れる気がしなくなってきました。
しかし、クランクがそもそも投げたことすらないので、どうやって使えばよいのかわからない((((;゜Д゜)))
ということで、思いきってラウンドの合間にテスターさんに使い方を聞いて、レクチャーを受けちゃいました( ´∀`)
非常に丁寧にクランクの使い方を教えてもらいました。ありがとうございます。
それによると、Tクランカップはボトムノックでアピールして食わせるか、超スローで巻いて上の棚で追わせて食わせる使い方がよいとのこと。
ロールの入ったクラピーより控えめなアクションでスローでもきっちり動くので渋い状況に有効なクランクということでした。
早速3ラウンドで投入してみます。
水温が高いからか、底は藻が繁茂してましてボトムノックは難しいためスロー引きを試しました。
超スローでロールが入るためフックが内側に入り、後ろから追ってきて、ちょんっと口でつつくようなバイトでもフックが暴れず比較的綺麗にフッキングします。
ルアーが暴れないのでバラシも発生しにくく、大会等のすれた状況で使いやすいルアーです。
最近ルアーを本格的に自作するようになり、市販ルアーの特徴をマニアックな視点で見るようになって、ルアー製作だけでなく釣り自体にも活かしたりするようになり、ルアー自作の意外なメリットを再認識しています。
と、話がそれましたが、クランクのお陰でなんとかボウズを逃れつつ数を稼ぐことが出来ました。
予選突破は無理ですが、自分なりにまあ頑張れたと思います。
後半戦は・・・
後半戦は、引き続きクランクメインで行きつつ、状況によってスプーンをピンポイントで投入する作戦です。
スプーンは沖の上層で交通事故狙いで。
風が吹いて、水面がざわついたり等のきっかけで魚が上層を意識した瞬間を狙っていきます。
できる限り交通事故の確率を上げることを意識しました。
それ以外はクランクをひたすら引き続けます。
クランクでポツポツと掛けていきますが、かなりアタリが渋い状況。
棚もシビアになってきて、棚が浅すぎても深すぎても食わない。
例えば途中PEタックルでは、PEの浮力のせいで潜航深度が足りず、竿に角度をつけて潜るように引くとアタリを弾くようになり、エステルタックルで引くと微妙に深く引けて食うというような感じに、棚がシビアかつすぐに棚が変わる難しいパターンに。
私は1ラウンド一匹釣るのに四苦八苦している横で、エキスパートは同じルアーを使って爆るというある意味勉強になる経験が出来ました。
こんな感じで後半は力尽きて失速してしまいダメダメな釣りをしてしまいました( ノД`)…
アフター
大会終了後はエキスパートの方々に色々教えてもらいながら、自作クランクを引き倒して四時頃納竿としました。
自作クランクについてアドバイスをいただいたりして有意義な時間を過ごせました。
まとめ
ハーブの里フィッシングエリアでヤリエワンメークトーナメントに参加してきました。
夏期の厳しい中で釣りをして非常に良い経験をすることができ、今後に活かせる釣行になったと思います。
やはり大会はただ漫然と釣りをする場合の数倍の経験値を得ることができますね。
自作ルアーの改善点も見えてきたので、そろそろ自作クランクを製作再開したいと思います。