中部の初心者チヌ落とし込み師は関西遠征が上達の近道!

今回は、中部地区でチヌ落とし込みを始めた初心者さんで釣果が伸びないとお悩みの方へ、上達のための一つの方法として、「関西遠征」について自分の経験を元に紹介していきたいと思います。

初心者に立ちふさがる壁

中部地方でチヌ落とし込み釣りを始めた初心者で、釣り方を上級者に教えて教えてもらわず、独力でチャレンジしていると、まず最初に直面する壁が、「とにかく釣れない」ということじゃないでしょうか?

昨今どこの釣り場も人が多く、チヌより人の方が多いんじゃないか?という状況で初心者が安定して釣果を得るのは年々難しくなっているのが現状ですね。

私が落とし込みを始めた十数年前は、まだそこまで厳しくもなかったのですが、近年厳しさを増してきてると思います。

チヌが釣れないと・・・

チヌが釣れないと、チヌのアタリはどんなに風に出るのか?チヌはどんな状況で食ってくるのか?チヌはどこにいるのか?等の情報や経験を得ることが難しく、いつまで経っても知識経験さらには技術が向上しないまま・・・なんてことになってしまいます。

かくいう私も初心者に毛が生えた程度の落とし込み師ですが、始めた当初は毎回釣れるものでもなく、坊主が続いたりして心が折れかけることもしばしばでした。

また、釣果を得ても、周囲の圧倒的な釣果に自分の下手さを痛感させられるといったことばかりでした。

落とし込みを始めたのは、弟に誘われたのがきっかけですが、弟も当時初心者で二人とも本やWeb等で情報を得ながら、手探りで釣り方を模索している状況でした。

関西遠征へ

そんな中、「大阪・兵庫等の関西に遠征するとチヌがスゲー釣れるぞ!」という情報を得て、弟と二人で遠征を始めることとしました!

各地の釣り場にチャレンジして、今まででは到底難しかった釣果を得ることができ、多くの経験を積むことで初心者を脱出することができました。

「釣果を得る」ということが経験を得るという意味で非常に重要で、自分の釣りをレベルアップさせるということを痛感させられました。

関西で経験を積んで、それを地元の釣り場で発揮してさらなるレベルアップを図るというわけです。

何故関西の釣り場が良いのか?

何故初心者が関西に遠征することをオススメするのか説明したいと思います。

①魚影の濃さ

中部に比べて、関西は魚影が明らかに濃いです。釣れる数が違います。

当然厳しいときはありますし、坊主だったこともありますが、数、サイズ共に関西が大きく上回ると思います。

当然、中部でも十分釣れるよ!という方もいらっしゃると思いますが、特に初心者でWebで容易に検索で見つかるメジャーな釣り場所しか知らず、釣りクラブ等の情報もない状況では自分の経験から考えて厳しいというのが実感です。

「釣れる数」は当然「経験」に直結しますので、釣れる場所に行くことが上達の近道だと思います。

また、中部に比べると「キビレ」も良く釣れることから、キビレを含めるとかなりの釣果をあげることができます。

慣れてくると「キビレかよ~」と釣れてもあまり嬉しくなくなっちゃいますが笑、初心者の頃は、キビレを釣るのも仕掛けのさばき方、アタリの出し方ややり取り等の十分な練習になりますので多くの経験を積むことができるようになると思います。

②人の少なさ

最盛期の休日なんかだと中部地区の有名な沖堤防は物凄い人で、下手したら朝の一番船に乗れなかったなんてことがあるくらいです。

地波止でも同様の状況で、行ってみたものの人がすでに大勢いて諦めて別の場所に行くということもありました。

それに引き換え、関西では釣り場の数が桁違いに多いこともあり、1つの場所にそれほど多くの人が集まりません。

渡船で沖堤防に渡っても、釣れるポイントに人が密集して・・・みたいなことがなく、のんびり釣りを楽しめます。

③釣り場の多さ・バリエーションの豊かさ

沖堤防、地波止を含めると膨大な数の釣り場があり、当然釣り場のバリエーションにも富んでいます。

ノーマルな垂直ケーソンから、スリットケーソン、セル、テトラ等のさまざまなポイントがあり、足場が低いところから高いところ等も考慮すると無数のバリエーションがあります。

今回は、どんなタイプの釣り場に行こうか?と毎回色々な釣り場を巡るのも経験値をあげる上では非常に良いと思います。

また、特筆すべきこととして、1つの渡船で複数の釣り場に行けることがあげられます。1つの渡船屋で釣り場が5ヵ所とか多いところではそれ以上の数があり、毎回行く度に違う釣り場を楽しめます。

途中で別のポイントに移動できたりもできるので、一日で複数の釣り場を廻れば、それだけたくさんの経験を積むことができますし、釣れなかった時に場所替えでリカバリーできることも多いです。

④アクセスのよさ

これは、人によって捉え方が違うと思いますが、愛知県からだと夜中に出れば、近いところですとおおむね三時間程度で着いてしまいます。

朝3時に出れば、6時には釣りを始められます。

毎週行くのは辛いですが、年に数回なら十分許容できる範囲だと個人的には思っています。

まあ、私がおかしいだけかもしれませんが・・・笑い

⑤釣れる魚種の豊富さ

これは、落とし込みオンリーでやっている釣り師には関係無い話なんですが、大阪はチヌ以外の魚種も豊富です。

代表的なものではシーバス、夏場はタコ、秋はタチウオ、青物等が釣れるため、落とし込みと二本立てで釣行することもできます。

中部では沖堤防で青物狙うなんてできないので、落とし込みの合間にサゴシやハマチをルアーで狙ったりして楽しんでます。

昼間落とし込みやって、夕方からタチウオを狙うとか色々な釣りを楽しめるのも良いですね。

まとめ

どうでしょうか?関西遠征釣行・・・

案外アクセスも悪くないですし、関西の方は親切な人が多いので、釣り場の雰囲気も良く、釣り方等も気さくに教えていただけるので楽しく釣りができると思います。

ただし、関西の方が守ってきた大事な釣り場を使わせていただいているという意識を持って、ゴミは捨てない、大人数で騒がないなどマナーを守っていかなきゃいけないと思います。

のんびり釣りを楽しんでいる地元の釣り人の迷惑になるような行為は慎まないといけないですね。

次回は、初心者向けのオススメの遠征スポットを紹介したいと思います。

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コメント

  1. 桜いそめ より:

    コメント失礼します。愛知で落とし込みを始め、私も最初の数年は完全な単独釣行でした。「チヌが釣れないと…」の内容がまさに当時の感覚、行っても釣れる気がしない、何が正しいか分からない、そんな状態だったのを覚えています。
    また、名港周辺は知らなければ入りにくい釣り場が多く、釣り場でも関西に比較しなかなか会話が拡がらないのも初心者にとって敷居が高く感じる要因でしょうか。
    衣浦西堤、知多堤もなくなり、メジャーポイントはスレまくってますので、少しでも釣果を求め、私も年に数回は関西遠征するようになりました。一匹から得るものって、ネットの情報よりはるかに多いですよね。
    素敵なブログを見つけました。北方や入鹿池、DIYなどとても楽しまれているなぁと感じます。時々訪問、コメさせていただければ幸いです。
    長文失礼しました。

    • blackporgyfreak より:

      桜いそめさんはじめまして。コメントありがとうございます。
      愛知で釣りされている方ならこのように思っている方は多いのかなとは思っています。
      やっぱりチヌ釣ってなんぼだと思いますので、初心者向けの関西遠征スポットについてなど今後もブログで取り上げていこうと思っております。
      今後ともよろしくお願いします。